Sgjs ドイツ | |
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S 2軸ボギー特殊平貨車 g 合計積載長さ60ft以下のコンテナ積載対応 j 大容量緩衝装置付 s 積車最高速度100Km/h |
■Sgjs 大容量緩衝装置付の合計積載長さ60ft以下のコンテナ積載対応2軸ボギー平車である。 形式番号(Technical characteristics )の上3桁は写真から判断すると453が割り当てられている。ドイツのSgjs形は形式番号4539が確認されている。 2021.2.16作成 |
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31 80 4539 334-1 RIV D-DB Sgjs 712(緊締金具:前後可動式7組+3組) | 撮影:佐藤浩樹 2012.6.15 Gremberg操車場(ドイツ) |
コンテナ LXSU522533[2]22T6 LANXESS DEUTSCHLAND GMBH(ドイツ)の20ftタンクコンテナ 積荷:無水フッ化水素(国連番号1052) |
■国-所有者 ドイツ DB ■相互運用性 31 | ■形式番号 4539 撮影済番号334(1輌) |
荷重 判読不能 自重 不明 全長21.0m 積載長 不明 BC間距離15.8m 床面高さ1.180m 台車:Y25形(両抱式)UIC貨車標準台車(車輪径920mm) コンテナ緊締金具配置(10組):-□2- -□□3- □ □□ -□□3- □-□2- (▲固定式 □ヒンジ式 -□2-前後可動ヒンジ式2ポジション △前後方向ヒンジ式 ★セミトレーラーキングピン用カプラー) 積載可能コンテナ:20ft×3、30ft×2、40~45ft×1、~26ft×2、30ft×1+20~26ft×1、40ft×1+20ft×1 積載可能スワップボディ:クラスA(12.2~13.6m)×1、クラスB(30ft)×2、クラスC(7.15m,7.45m,7.82m)×2、 クラスB×1+クラスC×1 ドイツの鉄道貨物輸送会社DB CARGO(所有者コードDB )所有の大容量緩衝装置付のコンテナ積載対応2軸ボギー平車である。DBでの形式はSgjs 712形で1976年に4536 998が試作され、1976~1982年に4536 000~799の800 輌が、1985~1987年に4539 100~599の600輌が新製された。なお、4536 998,4536 000~799は製造当初Sgjssであった。 本形式は大容量の台枠緩衝器を装備している。前後に連結器装置が取り付けれた固定台枠の上面に前後にスライドする可動台枠が乗り、相互を大容量の緩衝器により連結された構造である。固定台枠は端梁と貫通した魚腹形の中梁、枕梁、枕梁から端梁までの上板、約3.1m間隔で3か所設けられたトラス状の強固な横梁により構成される。可動台枠はH鋼製の側梁と、左右の側梁を繋ぐ横板により構成され、全面にフォークリフト乗り入れ可能な床板が設けられている。可動台枠は、側梁が片側3か所の固定台枠の横梁端部に設けられたローラーに乗り前後方向にスライドながら荷重を負担する構造(ローラー支承)で、この位置はコンテナの荷重が加わる位置である。可動台枠前後端の固定台枠へ荷重支持構造は写真からは判断できないがローラー支承に設けられている左右支持板と同様の支持板が台車付近に設けられていることから、この付近に荷重を負担しながら可動台枠がスライドする支承が設けられていると推測される。固定台枠と可動台枠を接続する緩衝器は大容量でロングストロークのものが中梁内に設けられていると推測される。ヒンジ式のコンテナ緊締金具(ツイストしない)は10組前後非対称に設けられ、7組が前後可動式で4ブロックに分かれ設けられ、3組が前後方向非可動式である。 |