硝酸専用車のガイド

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■濃硝酸専用車
●タム100二代形 15トン積

 昭和49年8月以降は荷重14トンに減トン
103二代
S2702三菱でタンク体新製し廃車復活。新日本窒素肥料KK向。下回りはS1203大阪鉄工製を継承。
112二代
S2509廃車復活で日産化学工業KK向。初代はS1605大阪鉄工製で海軍火薬支廠向で敗戦により除籍。
139
S1806日立製で産業設備営団向。本形式で最大派閥の戦中日立製の典型例。
175
S1712日立製で産業設備営団向。こちらは戦後、ユーザーの宇部興産がタンク体を独特のスタイルに更新。
1122 1180
S2004日立製で日本窒素肥料KK向。事故復旧の際、タンク体を三菱で更新。
1244
S3005日立製で住友化学工業KK向。戦後の日立製の例。
1253
S3709川崎製で宇部興産KK向。軸距が長い。
1257
S3911日立でタム500形2844を改造した住友化学工業KK向。タンク体を新製した。
1259
S4111日立製で日産化学工業KK向。ラストナンバー。

●タキ7450形 30トン積  昭和49年8月以降は荷重28トンに減トン
 タキ7500形の派生形式で、同一専用種別・荷重だが何故か保冷キセを装備。外被は腐食防止の為アルミ薄板製。
7450
S4106富士重製で日産化学工業KK向。

●タキ7500形 30トン積  昭和49年8月以降は荷重28トンに減トン

形式解説

7500 7508 7512 7515
7518 7519 7526 7537
7541 7542

●タキ10450形

形式解説
 タキ7500形の拡大版で荷重を5トン増とした。  昭和49年8月以降は荷重32トンに減トン

10450 10453 10457 10461
10462 10472

●タキ29000形
ロット表
 保安度向上による既存車の減トンで減少した輸送力を補うため製作された新形35トン車。本命のタキ29100形登場までのリリーフとして製作され、空容積見直しで
 タンク体は大型化し、遮熱のためキャノピー付である。昭和50年に日車・川崎で3ロット17両が製作された。
29011
S5005日車製で日本石油輸送KK向。TR41E台車。

29016
S5009川崎製で日本化成KK向。TR225台車。


●タキ29100形 35トン積
ロット表
 保安度向上後の本命35トン車。「純アルミ」による運用制限を無くすため、タンク材質にアルミクラッドを採用し、タンク強度を向上した。
 タンク体はドームレス構造となっている。キャノピー付。昭和51〜平成7年に川崎・三菱・富士重で11ロット17両が製作されている。
29117
S5406川崎製で旭化成工業KK向。TR225台車。

■甲種硝酸専用車

●タキ6200形 30トン積

ロット表

6201
S3208にタキ300形329を専用種別変更。種車は昭和17年新潟製。

6206(第83週)
S3808三菱製で三菱化成工業KK向。新製車。

●タキ8200形 35トン積
 3両あったが全て他形式からの改造車。
8200
S3503汽車東京でタキ1400形1499初代を改造。三菱化成工業KK向。

●タキ10950形 35トン積 → 28トン積希硝酸専用車に専用種別変更。

 保安対策後の標準車で、タンク材質はステンレス鋼となった。空容積も15%に拡大したためタンク体は大型化した。

10950
S55富士重製で日産化学工業KK向。写真は希硝酸になってからのもの。

●タキ12050形 38トン積
 タキ10950形の増備車だが、タキ1500形の転用改造車となったため端数トン数となり新形式となった。
12050
S5711富士重でタキ1500形15598を改造。日産化学工業KK向。


021117作成、021120甲種硝酸専用車を追加。030119タキ7515と希硝酸専用車追加、030217タム1259追加、030501タキ29016追加、
030525タキ8111・タキ10730追加、030713タム2102追加、030720タキ7518追加、030928タキ6201追加、031231タサ3303追加、
040425タキ7450追加、040516タキ8100追加、040530タム139追加、040822タキ7508追加、041128タキ10740追加、041226タム2109追加、

050229タム2123追加、050619タキ7537追加、050727タキ10950と12050形追加、051127タム112追加。