吉岡心平のマーク

タキ7500形7518

私有貨車

 形式
索引

タキ7450形
タキ7600形

 番号
解説

タキ7517
タキ7519

 ページ
索引

第150週
第152週

積荷
●構造

入口


 今回はタキ7500形のうち、タンク体が細く長いグループを紹介しよう。

 30トン積濃硝酸タンク車のタキ7500形は、昭和34〜42年に50両製作された。このうち昭和36〜39年に日立で作られた3両(タキ7510・11・18)は、他車より細いタンク体で有名であった。

 タキ7518は昭和39年4月日立製で、一両1ロットである。
 タンク材質は純アルミニウムで、板厚は胴板13(特定部分は18)mm・鏡板20mmと厚い。寸法は直径1,700mm・長さは8,960mmと、他社

製より直径は150mm細く、一方長さは1.2m長くなった。このためタンク受台は8個と倍増し、このグループの特徴となっている。
 台枠は平形で、長さはタンク体に合せて9,600mmと長く、台車は写真ではTR41Cだが、その後第二次台車改造でTR41DSに改造された。

 所有者は日産化学工業KK・常備駅は速星であった。昭和49年8月、荷重は28トンに減トンされた。その後、長タンクの3兄弟はタキ7510はキャノピー付に改造され、本車ともども平成13年度末では現存しているが、タキ7511は平成9年3月に廃車となった。


タキ7500形7518の写真

【写真151】 タキ7500形7518 昭和51年4月2日 越中島駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第27巻に「P01562」として収録されています。


【第151週】030720作成、040201R4、050412R4A、070702R4A2、080731R4BY、100523R4B、140204R4C。