|
タキ7500形7541 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
先般、掲示板で濃硝酸タンク車への後天的キャノピー追加改造が話題となった。この改造は所有者では日石輸送と日産化学、形式ではタキ7500形とタキ10450形に見られる。改造理由は明確ではないが、熱分解生成物の亜硝酸を嫌う用途向けではないかと思われる。 タキ7541は昭和42年11月日立製で、7541〜7549の9両ロットの一員であった。日産化学のキャノピー追加改造は、タキ7532が昭和62年頃改造されたのを嚆矢とするが、本格化したのは |
平成5年以降で、7又は8年迄にタキ7536,7538〜7549,7526,7527,7510の計17両(順序及び両数は推定)が改造されたようだ。 キャノピー改造ではタンク体・荷役装置・台枠は従来のままで、タンク体周囲にタキ29100形に酷似したアルミ製キャノピーを追加した。頂部には前後に一箇所づつ通風口があるが、タキ7510だけは後位側の通風口が無く、代りに奇妙な庇が追加されている。 所有者は日産化学工業KK・常備駅は速星であった。他車と同様に昭和49年8月に減トンを受けた。写真は奥野谷浜に運用中の姿である。 |
|
|
【写真1664】 タキ7500形7541 撮影日不明 神栖駅にて P:吉岡心平