|
タム100二代形175 |
私有貨車 |
形式 |
▲タム100初代形 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
今回は「オコバのD51」ならぬ、「重装備のタム100」を取り上げる。 戦中期に大量増備された形式に、濃硝酸専用のタム100形があるかせ、これは戦争遂行に必須な火薬・爆薬の原料を輸送するためであった。統制経済を反映して、ユーザー単位で両数を割当て、一旦「産業設備営団」が所有した上で各メーカーに貸し出す形態とされた。 |
タム175は昭和17年12月日立製で、宇部興産に割当てられた174から198の25両の一両であある。落成時のメーカー写真が様々な本に掲載されているので、ご覧になった方も多いことだろう。 所有者は産業設備営団(借受使用者宇部興産KK)・常備駅は沖山旧鉱であった。昭和24年8月に所有者は宇部興産KKとなった。常備駅は宇部付近の線路整理で宇部港駅となったようである。昭和51年11月に廃車となった。 |
|
|
【写真147】 タム100形175 昭和49年12月23日 西名古屋港駅にて P:吉岡心平
この写真は吉岡写真CD−ROM第27巻に「P01572」として収録されています。