吉岡心平のマーク

タキ10450形10462

私有貨車

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タキ10400形
タキ10500形

 番号
解説

タキ10461
タキ10466

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特別編719
特別編721

積荷
●構造

入口


 今回は、タキ10450形の川崎製ロットを取り上げる。

 タキ10462は昭和46年6月川崎製で、10464までの3両ロットとして製作された。

 設計比重は1.5・タンク容積は23.3mであった。
 タム100やタキ7500形では独特のスタイルを披露した川崎製の濃硝酸タンク車だが、タキ10450形ともなるとすっかり落ち着き、他社製と見紛うような外観となった。特徴と言えば、取り付け脚が百足のように多いタンク踏板位だろうか。

 タンク体は純アルミニウム製で、板厚は胴板13mm・鏡板16mm、寸法は直径1,900mm・長さは8,870mmであった。
 荷役装置は加圧空気による上出し方式だが、本車では液出用のS字管は撤去されていた。
 台枠は平形で、長さは9,400mm・BC間距離は6,400mmであった。ブレーキはKSD203−254形積空+手、台車はTR41Cであった。

 落成時の所有者は日本水素工業KK・常備駅は宮下であった。昭和47年3月に社名は日本化成KKとなった。本車は平成2年12月に事故廃車となり、神栖で解体された


■主要諸元
製造年   昭和46年6月
製造所   川崎
設計比重 1.5
タンク容積 23.3m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 純アルミ(A1080P)
タンク板厚 胴板13・鏡板16mm
タンク直径 1,900mm
タンク長さ 8,870mm

●荷役方式
荷役方式 上入れ上出し式S字管付
●下廻り
台枠形式   平形
長さ      9,400mm
BC間距離  6,400mm
留置ブレーキ 両側
空気ブレーキ KSD203−254形積空
台車      TR41C→TR41DS形

タキ10450形10462の写真

【写真1720】 タキ10450形10462 平成元年2月12日 神栖駅にて P:吉岡心平


【特別編720】061109作成R4A、070621R4A2、081102R4BY、131124諸元追加+R4C。