吉岡心平のマーク

タム100二代形1257

私有貨車

 形式
索引

▲タム100初代形
タム200形

 番号
[ロット表]

タム1253
タム1259

 ページ
索引

特別編677
特別編679

積荷
●構造

入口


 タム100形と言えば、他形式への転用改造で有名だが、他形式からタム100形になった車両も僅か2両だが存在する。今回は、このうちの一両を紹介しよう。

 タム1257は昭和39年11月日立でタム500形2844から改造された。種車は昭和31年4月日車支店製で、タム500形ではもっとも一般的なタイプである。なお同時に、タム2870がタム1258に改造されている。

 設計比重は1.48・タンク容積は10.2mであった。

 新製されたタンク体は純アルミニウム製で、基本設計は従来の日立製に酷似していた。タンク寸法は直径1,476mm・長さは6,214mmで、受台は大型のもの8個を装備している。
 台枠以下は種車のままで、タンク体に比べて長さが長い。台枠長さは8,000mm・軸距は4,400mm、走り装置は2段リンク式であった。

 改造時の所有者は住友化学工業KK・常備駅は桜島であった。昭和49年1月に常備駅はそのままで日本石油輸送KK所有となり、昭和51年6月に常備駅も東高島に移動したが、間もない昭和51年11月に廃車となった。


タム100二代形1257の写真

【写真1678】 タム100二代形1257 昭和49年5月13日 北上駅にて P:永島文良

【永島さんから貴重な写真を提供して頂きました】


【特別編678】060608作成R4A、070710R4A2、081007R4BY、120212R4C。