タキ7500形7542 |
私有貨車 |
○ |
形式 |
番号 |
▲タキ7541 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タキ7500形は30(現28)トン積濃硝酸タンク車として、昭和34年から42年にかけてちょうど50両が製作された。昭和40年代末、夏場の液温上昇によりガス噴出が多発した時期があり、塩酸タンク車の事故とも重なったことから、昭和49年8月に荷重は2トン減トンされ28トンになった。 タキ7542は昭和42年11月日立製で、同年11〜12月にかけて製作された7541〜49のうちの |
一両である。タンク受台が大型4個となった日立製後期形の代表作で、1ロット9両はタキ7500形で最大の派閥だ。大型のタンク踏板は金網製となっているが、これは当時の日産化学のプラクティスである。 所有者は日産化学工業KK・常備駅は速星で、写真は渋川の日本カーリットにニトロ化原料の濃硝酸を運んできた際のもの。平成13年度末時点では、いまもって健在のようだ。 |
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■主要諸元 製造年 昭和42年11月 製造所 日立 設計比重 1.5 タンク容積 20.3m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付 |
タンク材質 純アルミニウム タンク板厚 胴板13・鏡板16mm タンク直径 1,885mm タンク長さ 7,770mm ●荷役方式 荷役方式 上入れ上出し式S字管付 |
●下廻り 台枠形式 平形 長さ 8,550mm BC間距離 5,250mm 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KD254形 台車 TR41C→TR41D形 |
【写真52】 タキ7500形7542 昭和49年4月17日 渋川駅にて P:吉岡心平
この写真は吉岡写真CD−ROM第8巻に「P00469」として収録されています。