吉岡心平のマーク

タキ10450形10450

私有貨車

 形式
索引

タキ10400形
タキ10500形

 番号
解説


タキ10453

 ページ
索引

第288週
第290週

積荷
●構造

入口


 タキ10450形は35トン積濃硝酸専用車で、タキ7500形30トン車の拡大版として、昭和43〜49年に24両が日立・富士車輌・川崎・三菱・日車で製作された。

 タキ10450は昭和43年4月日立製のトップナンバーで、10453までの4両ロットに属する。

 設計比重は1.5・タンク容積は23.3mであった。
 車体はタキ7500形を拡大したもので、タンク体は同様にアルミ製、寸法は直径1,900mm・長さ9,032mmと、前者が15mm・後者は1,222mmづつ大型となった。

 タンク受台はアルミ製タンク車特有の大型のもの4個で、タンク踏板も日産化学が好んだ金網製である。
 台枠は平形で、長さ9,400mm・BC間距離6,400mmとオーバーハング長は1,500mmと短縮された。ブレーキはKSD形積空+両側、台車はTR41Cから、第二次台車改造でTR41DSに改造された。

 所有者は日産化学工業KK・常備駅は速星であった。昭和49年8月には保安度向上の一環として荷重32トンに減トンされた。なおタンク周囲へのキャノピー追加は実施さけていない。今なお現役のようである。


●同一ロット タキ10450形10453 同一ロットだが、平成8年頃に後天的改造でキャノピー形キセを追加。


【第289週】060312作成R4A、070621R4A2、080312リンク追加、081220R4BY。

タキ10450形10450の写真

【写真289】 タキ10450形10450 昭和49年4月23日 越中島駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第8巻に「P00472」として収録されています。