吉岡心平のマーク

タキ7500形7519

私有貨車

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タキ7450形
タキ7600形

 番号
解説

タキ7518
タキ7526

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第375週
第377週

積荷
●構造

入口


 タキ7519は昭和39年8月三菱製で、不思議なことに7517と本車から7523までの6両でひとつのロットを構成し、製作期間は翌40年6月まで分散すると言った、風変わりなロットである。

 全体の構成は三菱製の前作に準じるが、タンク長さが50mm短くなり、タンク容積が20.6から20.2mに減っている。とは言え設計比重は1.48のままだから、空容積を見直したためだろう。

 タンク体は純アルミ製で、タンク寸法は直径1,885mm・長さは7,650mmであった。また初期車から細部は改良され、タンク踏板は網製に変わ

り、またタンク受台下部の帯金固定用の穴は四角から半円になっている。
 台枠は通常の平形で、長さは8,400mm・BC間距離は5,100mmであった。相変わらず台枠下に泥除けが装備されている。ブレーキ装置はKD254形空気+手、台車はTR41Cから第一次改造でTR41Dとなり、更に最近廃車となったタキ24300形発生品のTR225に交換されている。

 落成時の所有者は三菱化成工業KK・常備駅は黒崎であった。社名は昭和63年5月に三菱化成KK、平成6年10月三菱化学KKに変わった。現在も大牟田へ濃硝酸を運んでいる。


タキ7500形7519の写真

【写真376】 タキ7500形7519 昭和50年3月3月 宮浦駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第19巻に「P01185」として収録されています。


【第376週】071111R4B、140215R4C。