10系タンク車のガイド

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■10系タンク車
 99系タンク車に対抗して汽車が開発した系列。ガソリン・石油類を中心に4形式 両が製作された。

●タキ10000形 35トン積石油類専用車
ロット表
 昭和38〜42年に川崎・汽車東京・東急・富士車両・新潟で84両製作。なおタキ10084は全くの別物(→35系タンク車)。

10000
昭和38年汽車東京製で昭和石油KK向。10系の標準車。

10020
昭和38年汽車東京製で昭和石油KK向。10系の標準車。
10024
昭和39年川崎製で昭和石油KK向。
円形ドーム車の例。
10032
10048 10049 10064
昭和41年汽車東京製で丸善海運KK向。当初タキ9750形として計画されたため、C3s異径胴を装備した異端車。
10083
昭和42年東急製で共同石油KK向。後に日本鉱業KKの所有となる。10064

 

タキ9750形 35トン積ガソリン専用車
  昭和37〜41年に汽車東京で19両製作。タキ9751以降はC3s異径胴装備。

  ★ロット表

9750
昭和37年汽車東京製で昭和石油KK向。10系の試作車で直円筒タンク体を装備。
9752
昭和40年汽車東京製。C3s異径胴装備。ブレーキはKD形空気。
9759
昭和41年汽車東京製。C3s異径胴装備。ブレーキはKSD形積空。


●タキ20000形 35トン積石油類専用車
  昭和39〜43年に川崎・汽車東京・富士重で33両製作。C重油輸送用車でキセ付となった。
 ★ロット表

20001 20009 20015 20022
昭和42年川崎製。
20028
昭和43年川崎製、潤滑油添加剤の臨専だった。

●タキ950形 35トン積ベンゾール専用車
 昭和40年新潟で2両製作。タキ10000形に酷似。
950
S4006新潟製で北一産業運輸KK向。

030627作成、060506最終修正。