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タキ20000形20022 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
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●積荷 |
■入口 |
曽我さんのリクエストは、内外のタキ20000形である。確かに同社と石油類タンク車の取合せは異様だが、さてその実体は如何に・・・ タキ20000形は35トン積石油類専用車で、昭和39〜43年に33両が製作された。99系に対抗した10系の中では、善戦した形式と言えるであろう。C重油の輸送タンク車はキセ付となるため、99系ではなくフレーム付の11系となったことが幸いしたものだが、どうしても車体長が長くなる欠点は解消できなかった。 タキ20022は昭和42年9月川崎製で、同時にタキ20018〜22の5両が製作された。本形式で最多を占める川崎−モ−ビルの組合せだけに、特に変わった点は見られない。 |
材、内部には重装備の加熱管装置が設置されていた。ドームは特有の小判形である。 落成時の所有者はモービル石油KK・常備駅は浮島町であった。昭和44年3月には北海道の本輪西に異動したが、昭和51年8月に僚車であるタキ20018〜20と一緒に内外輸送KK・新興駅常備に変わった。さてその用途だが、なんとアルコール原料となる糖蜜の輸送用で、合同酒精のタキ3600形やこれも内外所有となっていたタキ45000形と混用されていた。写真は積込基地であった伏木でキャッチしたものである。写真のタキ20022と20は昭和60年6月、残り2両は平成元年10月にそれぞれ廃車となった。 |
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【特別編359】030311作成、030627リンク追加、040122R4、050331R4A、060704リンク追加、070409R5X、080505R4BY。 |
■主要諸元 製造年 昭和42年10月 製造所 川崎 設計比重 0.88 タンク容積 39.8m3 タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付 ●上廻り タンク材質 耐候性高張力鋼 |
タンク板厚 胴板6・鏡板8mm タンク直径 2,200mm タンク長さ 10,900mm 熱絶縁 グラスウール厚さ100mm 付帯設備 加熱管装置 ●荷役方式 荷役方式 上入れ下出し式 |
●下廻り 台枠形式 10系標準形 台枠長さ 12,000mm BC間距離 8,700mm 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KE305形 台車 TR41C形 |
【写真1359】 タキ20000形20022 昭和55年9月22日 伏木駅にて P:吉岡心平