吉岡心平のマーク

タキ20000形20015

私有貨車

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索引

タキ19700形
タキ20100形

 番号
解説

タキ20009
タキ20017

 ページ
索引

特別編878
特別編880

●積荷
構造

入口


 タキ20015は昭和40年9月汽車東京製で20013〜20015からなる3両ロットの一員である。

 所有者はモービル石油で、富士重製の20007〜20012と競作された。同社は川崎製の本形式を昭和39と42、43年に製作しているが、汽車と富士重での製作は一回きりで終ったのは興味深いことだ。

 外観・構造は汽車製のため、タンク長さは他社製より70mm短い10,830mm、ドームは小判型、キセはバンド式の5分割タイプであった。

 所有者はモービル石油KK・常備駅は浮島町であった。昭和43年2月に本輪西に移動したが、実際には写真のように関東地区で使用されていた。昭和56年11月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和40年9月
製造所   汽車東京
設計比重  0.88
タンク容積 39.8m3
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
●上廻り

タンク材質 耐候性高張力鋼
タンク板厚 胴板6・鏡板8mm
タンク直径 2,200mm
タンク長さ 10,830mm
熱絶縁   グラスウール厚さ100mm
付帯設備 加熱管装置

●荷役方式
荷役方式 上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   10系標準形
台枠長さ   12,000mm
BC間距離  8,700mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254形
台車      TR41C形

タキ20000形20015の写真

【写真1879】 タキ20000形20015 昭和51年4月4日 塩浜操駅にて P:吉岡心平


【特別編879】080505作成R4B。