吉岡心平のマーク

タキ950形950

私有貨車

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タキ900形
タキ1000形

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特別編140
特別編142

積荷
構造

入口


 平成14年初めての特別編はリクエストにお答えする。メールには「タキ850のゲテモノぶりド肝を抜かれました。タキ900形も既出なので、タキ950形も是非解説して欲しい」とある。
 ところがタキ950形は、兄貴達とは異なり由緒正しい貴公子であったから、タンク車の世界は面白いものだ。

 タキ950形は35トン積ベンゾール専用車で、昭和40年6月新潟で2両が製作された。外観・構造は、タキ10000形をプロトタイプとする10系タンク車の一員に属し、なんとタンク体直径と長さ・台

枠長さなどの主要寸法はタキ10000形と全く同一である。僅かな相違点は、安全弁が2個になっている点だけだろうか。なお35トン積ベンゾール専用車には、99系のタキ6450形・35系のタキ14400形があるが、これらの中では本形式が最初に製作されている。

 所有者は北一産業KK・常備駅は東室蘭であった。会社名は昭和41年2月に北一産業運輸KKに改称されている。どうやら北海道内で運用されていたようで、当時から難撮形式の一つだった。昭和61年11月に廃車となっている。


【特別編141】020103作成、020109リンク追加、020326リンク追加、021104リンク変更、030627リンク追加、

040208R4、050425R4A、071217R4A2、090426R4BY。

タキ950形950の写真

【写真1141】 タキ950形950 昭和49年7月25日 東室蘭駅にて P:吉岡心平