吉岡心平のマーク

タキ10000形10049

私有貨車

 形式
索引

タキ9900形
タキ10100形

 番号
解説

タキ10048
タキ10058

 ページ
索引

特別編765
特別編767

●積荷
構造

入口


 タキ10000形石油類専用車のうち新潟製は2ロット8両あるが、今回はそのうち二番目に作られた日陸向のロットを紹介する。

 タキ10049は昭和39年12月新潟製で、タキ10053までの5両ロットの一員として製作された。

 設計比重は0.85・タンク容積は41.6mであった。
 外観・構造は汽車東京製と同一で、これと言った識別点に乏しいが、タンク体は少し長い。

 タンク体は普通鋼製で、直径は2,200mm・長さは11,328mmで、内部には蒸気加熱管装置が設置されていた。
 台枠は平形で長さは12,000mm・BC間距離は8,700mm、ブレーキはKD254形空気+手、台車はTR41Cであった。

 落成時の所有者は日本陸運産業KK・常備駅は浜安善であった。その後常備駅は昭和43年8月静岡、昭和51年2月末広町と移動し、昭和59年8月に廃車となった。


タキ10000形10049の写真

【写真1766】 タキ10000形10049 昭和51年4月4日 塩浜操駅にて P:吉岡心平


【特別編766】070405作成R4A、070707R4A2、080919R4BY、130728R4C。