吉岡心平のマーク

タキ10000形10032

私有貨車

 形式
索引

タキ9900形
タキ10100形

 番号
解説

タキ10024
タキ10048

 ページ
索引

第385週
第387週

●積荷
構造

入口


 タキ10032は昭和39年11月に東急で製作されたタキ10028〜10043からなる15両ロットの一員で、20ロットある本形式中の8ロット目である。
 本形式は汽車が開発した10系の基幹形式だが、実は東急車両製が40両と最多数を占めていることは意外な事実で、本ロットもその一翼を担っている訳だ。

 外観・構造は汽車製に準じており、特に変化した

 点は見られない。このため今回は諸元を文章化せず、試しに表形式で表示して見ることにした。さて、どちらが判りやすいかしら・・・

 所有者は日本陸運産業KK・常備駅は浜安善から昭和43年8月に静岡、昭和49年11月には遠江二俣、昭和57年7月には岳南富士岡に移ったが、いずれの場合も基本的には便宜置籍で、長期留置の際に姿を見せる程度であった。昭和59年8月に廃車となった。


■主要諸元
ロット    
製造年   昭和39年11月
製造所   東急
設計比重 0.85
タンク容積 41.2m3
基本設計  10系標準
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
●上廻り
タンク材質 普通鋼
タンク板厚 胴板8・鏡板12mm
タンク直径 2,200mm
タンク長さ 11,250(外寸)mm
付帯装備 蒸気加熱管・点検口
●荷役方式
上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   10系標準
台枠長さ   12,000mm
BC間距離  8,700mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254形
自連緩衝器 RD2形
台車     TR41C形

タキ10000形10032の写真

【写真386】 タキ10000形10032 昭和49年3月30日 塩浜操駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第30巻に「P01763」として収録されています。


【第386週】080120R4B、130704R4C。