Sdggmrss ドイツ(AAEC) | |
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S 2軸ボギー特殊平貨車 d 自動車輸送用(上段無し) gg 合計積載長さ60ft以上のコンテナ積載対応 m 2車体積載長≧27m r 連接車 ss 積車最高速度120Km/h |
■Sdgmrss 2車体積載長がカテゴリーの定義以上(27m以上)、合計積載長さ60ft以上で、自動車輸送用(上段無し)兼コンテナ輸送用の2軸ボギー連接平車である。積車最高速度は120km/hである。 形式番号(Technical characteristics )の上3桁は写真から判断すると455、499が割り当てられている。ドイツ(AAEC)のSdggmrss形は形式番号4956が確認されている。 ● 国コード68とは 国コード68はUICコードが国別になる前の名残で1903年に開業し2007に廃止されたドイツの小私鉄Ahaus-Alstätter鉄道のコードであった。同鉄道は1989年に設立された貨車レンタル会社に引き継がれAAE AhausAlstätterEisenbahn AGとなり、その後欧州最大の貨車レンタル会社に成長し、さらに2015年にドイツのハンブルクに本社を置く欧州の貨車レンタル・輸送会社VTGに買収され、2018年に統合された。統合後も所有者コードはAAECのままで、国コードも80には改番されず68のままである。 2022.8.8版 2024.4.31日更新 |
側梁上面水平型(コンテナ緊締金具5組×2) |
AAEC所有者 |
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33 68 4956 404-0 RIV D-AAEC Sdggmrss 32 | 撮影:福田孝行 2019.5.24 Gremberg操車場(ドイツ) |
コンテナ 左:TTSB004807[3] T.T.S. MULTIMODAL BELGIUM SA(ベルギー)の45ftカーテンサイドコンテナ 右:TTSB004729[3] T.T.S. MULTIMODAL BELGIUM SA(ベルギー)の45ftカーテンサイドコンテナ |
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33 68 4956 405-7 RIV D-AAEC Sdggmrss 32 | 撮影:福田孝行 2019.5.25 Gremberg操車場(ドイツ) |
コンテナ 左:AUPE000215[8] AUTOTRASPORTI PEDOT(イタリア)のクラスAカーテンサイドセミトレーラー 右:ARCE003419[0] ARCESE TRASPORTI SPA(イタリア)のクラスAカーテンサイドセミトレーラー |
■国-所有者 ドイツ AAEC ■相互運用性 33 | ■形式番号 4956 撮影済番号404…617(3輌) |
S (100km/h) 荷重61.0t(A 軸重16t)~88.0t(C 軸重20t)~100.0t(D 軸重22.5t) 120(120km/h) 荷重61.0t(A 軸重16t)~85.0t(C、D) 自重35.00t 全長34.20m 積載長 不明 BC間距離14.20m×2 床面高さ1.155m 台車:Y25形(両抱式)UIC貨車標準台車(車輪径920mm) コンテナ緊締金具配置(10組):-□2-★ □□ □ -□2- _ -□2- □ □□ ★-□2- (▲固定式 □ヒンジ式 -□2-前後可動ヒンジ式2ポジション △前後方向ヒンジ式 ★セミトレーラーキングピン用カプラー) 積載可能セミトレーラー:クラスA(12.2m、13.6m)×2 積載可能コンテナ:20~26ft×4、30ft×2、40~45ft×2 積載可能スワップボディ:クラスA(12.2~13.6m)×2、クラスB(30ft)×2、クラスC(7.15m,7.45m,7.82m)×2 ドイツに本社を置く欧州有数の貨車レンタル会社 Ahaus Alstätter Eisenbahn Cargo(所有者コードAAEC)所有の全長34.2m、最大荷重100トンの自動車輸送用兼コンテナ輸送用の2軸ボギー連接平車で、最大荷重を85トン(軸重20トン)に制限する事で最大速度120km/hとしている。トレーラーは2台、コンテナ合計積載長さは52ft×2である。AAEC Sdggmrs 31の120km/h版である。 2車体(=2台枠)の連接構造で、1車体の台枠は一般的なコンテナ車と同様の魚腹型側梁を有する中梁なし構造で、さらに連接側の台車間2/3にわたりセミトレーラーの車輪を落とし込むポケットを設けている。台枠にはセミトレーラーの車輪を落とし込むポケットと反対側の車端側の台車付近にスライド式のセミトレーラーのキングピンを連結するカプラーが設けられ、コンテナ積載時は車端にスライドさせコンテナを逃げる構造である。ブレーキ装置は台枠中央部にセミトレーラーの車輪を落とし込むポケットを設けている関係で、1個のブレーキシリンダからリンケージにより前後の台車にブレーキ力を伝達する一般的なブレーキ装置が用いられないため、各台車内にブレーキシンダをそれぞれ設けていると推測され、エアタンクは台枠両端下部に枕木方向に吊り下げられている。 |
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