Sffggmrrss ドイツ(AAEC)
【HOME】　【欧州の貨車】　▲前の形式　▼次の形式
Sffggmrrss　→　イギリス、ドイツ（AAEC）、ドイツ、イタリア、フランス
ドイツ（AAE）→　Shimmns、Sgns、Sgnss、Sgmmns、Sggrss、Sggmrs、Sggmrss、Sdggmrs、Sdggmrss、Sffggmrrss
S　2軸ボギー特殊平貨車
ff　英国入線可能（英仏海峡トンネル走行可能）
gg　合計積載長さ60ft以上のコンテナ積載対応
m 2車体積載長≧27m
rr　連結車
ss　積車最高速度120Km/h		 ■Sffggmrrss
　2車体積載長がカテゴリーの定義以上（27m以上）、合計積載長さ60ft以上で、積車最高速度120km/hのコンテナ輸送専用2軸ボギー2車体連結平車で、英仏海峡トンネル走行により英国入線可能である。
　形式番号（Technical characteristics ）の上3桁は写真から判断すると490が割り当てられている。ドイツ(AAEC)のSffggmrrss形は形式番号4909が確認されている。
● 国コード68とは
国コード68はUICコードが国別になる前の名残で1903年に開業し2007に廃止されたドイツの小私鉄Ahaus-Alstätter鉄道のコードであった。同鉄道は1989年に設立された貨車レンタル会社に引き継がれAAE AhausAlstätterEisenbahn AGとなり、その後欧州最大の貨車レンタル会社に成長し、さらに2015年にドイツのハンブルクに本社を置く欧州の貨車レンタル・輸送会社VTGに買収され、2018年に統合された。統合後も所有者コードはAAECのままで、国コードも80には改番されず68のままである。
　　　2022.9.1版　2024.4.1更新
AAEC 36,38,40,87形（中梁なし・魚腹側梁台枠低床貨車）
出典：https://www.vtg.de/fileadmin/VTG/Dokumente/waggon_datenblaetter/Niederflurwagen-Sffggmrrs_s_-Megafret-I53.105A.pdf


33 68 4909 468-3 RIV D-AAEC Sffggmrrss 36（下写真は拡大） 撮影：福田孝行 2019.5.23 Pratteln（スイス）
コンテナ　左：JDRA551763[6]LNGD　Jan de Rijk Lease（オランダ）の45ftカーテンサイドコンテナ
　　　　　左：JDRA551788[9]LNGD　Jan de Rijk Lease（オランダ）の45ftカーテンサイドコンテナ
33 68 4909 357-8 RIV D-AAEC Sffggmrrss 38 撮影：福田孝行 2019.5.23 Pratteln（スイス）
コンテナ　左：JDRA551737[0]LNG2　Jan de Rijk Lease（オランダ）の45ftカーテンサイドコンテナ
　　　　　右内：WEWE749000[8]　Wetron Beheer BV（オランダ）のクラスCカーテンサイドスワップボディ
　　　　　右外：WEWE754000[6]　Wetron Beheer BV（オランダ）のクラスCカーテンサイドスワップボディ

33 68 4909 127-5 RIV D-AAEC Sffggmrrss 40 撮影：福田孝行 2019.5.22 Pratteln（スイス）
コンテナ　左外：WEWE755000[4]　Wetron Beheer BV（オランダ）のクラスCカーテンサイドスワップボディ
　　　　　左右：WEWE754000[6]　Wetron Beheer BV（オランダ）のクラスCカーテンサイドスワップボディ
　　　　　右：VAEU441703[0]LEG1　VAESSEN EXPEDITIE BV（オランダ）の45ftドライコンテナ
33 68 4909 349-5 RIV D-AAEC Sffggmrrss 87 撮影：福田孝行 2019.5.23 Pratteln（スイス）
コンテナ　左：JDRA551783[1]LNGD　Jan de Rijk Lease（オランダ）の45ftカーテンサイドコンテナ
　　　　　左右：VAEUxxxxxx[y]LEG1　VAESSEN EXPEDITIE BV（オランダ）の45ftドライコンテナ
■国-所有者 ドイツ(AAEC)　AAEC　■相互運用性 33 ■形式番号 4909　撮影済番号020…949（24輌）
S  （100km/h）　荷重89.0t（A 軸重16t ～ C 軸重20t）
SS（120km/h）　荷重89.0t（A 軸重16t ～ C 軸重20t）
自重39.0t　全長36.44m　積載長さ15.08m×2　BC間距離13.08m×2　床面高さ0.825m
台車：低床貨車用台車（車輪径 730mm）
コンテナ緊締金具配置（7組×2）：－□4－　　　　□□　　□ □□　　－□4－_－□4－　　□□ □　　□□　　　　　－□4－
（▲固定式　◆固定式＋コンテナガイド　□ヒンジ式　－□2－前後可動ヒンジ式2ポジション　△前後方向ヒンジ式）
積載可能コンテナ：20～29ft×4、30ft×4、40～45ft×2
積載可能スワップボディ：クラスA（12.2～13.6m）×2、クラスB（30ft）×2、クラスC（7.15m,7.45m,7.82m）×4
　　ドイツで登録された欧州有数の貨車レンタル会社 Ahaus Alstätter Eisenbahn Cargo（所有者コードAAEC）所有のコンテナ輸送専用2軸ボギー2車体連結平車で、英仏海峡トンネル走行により英国入線可能である。車輌限界（高さ）の低いイギリスの鉄道への入線に対応した床面高さ825mmの低床貨車で、最大積載長さは45ftコンテナ2個または7.82mスワップボディ（合計31.28m）である。直径730mmの小口径車輪を用いているためか総重量を128トン・軸重 16トンに制限している。AAECでの形式は車体標記から36，38，40，87形の4形式がアルコとが分かるが番号がバラバラで撮影分からは、36形が443,468,488,781、38形が357,363,417,610、40形が020,065,127,150,196,497,500,569,889,949、87形形が325,349となっている。
　　2車体永久連結構造である。台枠はZ型断面の魚腹状側梁を有する枕梁間中梁なし構造で、車端から台車上部まではほぼコンテナ幅の平台枠が造られ、床面高さが825mmと低いことから車輪と緩衝する部分は四角く切り抜かれ、上部を薄い鋼板で覆われている。両車端の連結器は中心高さが1250mm必要なことから台枠端部上部に設けた連結器取付ブロックに設けていて、中間連結器は棒連結器が用いられている。ヒンジ式ISOコンテナ緊締装置（ツイストしない）は1車体前後に長さの長い前後可動式が、その中間に通常のヒンジ式が5か所設けられている。
AAEC 42形（魚腹中梁＋側梁台枠低床貨車）

33 68 4909 868-4 RIV D-AAEC Sffggmrrss 42（下写真は拡大） 撮影：福田孝行 2019.5.23 Pratteln（スイス）
コンテナ　左外：WEWE759000[7]　Wetron Beheer BV（オランダ）のクラスCカーテンサイドスワップボディ
　　　　　左右：WEWE739000[9]　Wetron Beheer BV（オランダ）のクラスCカーテンサイドスワップボディ
　　　　　右：JDRA551759[6]LNGD　Jan de Rijk Lease（オランダ）の45ftカーテンサイドコンテナ
■国-所有者 ドイツ(AAEC)　AAEC　■相互運用性 33 ■形式番号 4909　撮影済番号868…903（3輌）
S  （100km/h）　荷重87.0t（A 軸重16t ～ C 軸重20t）
SS（120km/h）　荷重87.0t（A 軸重16t ～ C 軸重20t）
自重41.0t　全長36.44m　積載長さ15.08m×2　BC間距離13.08m×2　床面高さ0.825m
台車：低床貨車用台車（車輪径 730mm）
コンテナ緊締金具配置（7組×2）：－□4－　　　　□□　　□ □□　　－□4－_－□4－　　□□ □　　□□　　　　　－□4－
（▲固定式　◆固定式＋コンテナガイド　□ヒンジ式　－□2－前後可動ヒンジ式2ポジション　△前後方向ヒンジ式）
積載可能コンテナ：20～29ft×4、30ft×4、40～45ft×2
積載可能スワップボディ：クラスA（12.2～13.6m）×2、クラスB（30ft）×2、クラスC（7.15m,7.45m,7.82m）×4
　　AAEC42形は一件上記36，38，40，87形と類似するが、台車間の台枠構造が異なり魚腹側の中梁と溝形鋼の溝を内側に向けた側梁も一般的な構造となり、自重が2トン重くなっている。台車上部の台枠構造は細部が異なっている。
【HOME】　【欧州の貨車】　▲前の形式　▼次の形式
Sffggmrrss　→　イギリス、ドイツ（AAEC）、ドイツ、イタリア、フランス
ドイツ（AAE）→　Shimmns、Sgns、Sgnss、Sgmmns、Sggrss、Sggmrs、Sggmrss、Sdggmrs、Sdggmrss、Sffggmrrss