Sdggmrss ポーランド
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S 2軸ボギー特殊平貨車
d 自動車輸送用(上段無し)
gg 合計積載長さ60ft以上のコンテナ積載対応
m 2車体積載長≧27m
r 連接車

ss 積車最高速度120Km/h
■Sdgmrss
 2車体積載長がカテゴリーの定義以上(27m以上)、合計積載長さ60ft以上で、自動車輸送用(上段無し)兼コンテナ輸送用の2軸ボギー連接平車である。積車最高速度は120km/hである。
 形式番号(Technical characteristics )の上3桁は写真から判断すると455、499が割り当てられている。
 ポーランドのSdggmrss形は形式番号4956が確認されている。
   2024.3.30作成
側梁上面2段凹-D7型(コンテナ緊締金具7組×2)
VTGCH所有車
33 51 4956 014-6 TEN PL-CLIP Sdggmrss 撮影:福田孝行 2023.5.19 Flughafen BER-Terminal 5(ドイツ)
コンテナ 左:ETLA305058[9] ETLA Erontrans sp z o.o.(ポーランド)のクラスAカーテンサイドセミトレーラー
     右:ETLA301037[5] ETLA Erontrans sp z o.o.(ポーランド)のクラスAカーテンサイドセミトレーラー

33 51 4956 022-9 TEN PL-CLIP Sdggmrss 撮影:福田孝行 2023.5.17 Magdeburg Hbfn(ドイツ)
コンテナ 左:ETLA310079[8] ETLA Erontrans sp z o.o.(ポーランド)のクラスAカーテンサイドセミトレーラー
     右:ETLA303033[0] ETLA Erontrans sp z o.o.(ポーランド)のクラスAカーテンサイドセミトレーラー
33 51 4956 030-2 TEN PL-CLIP Sdggmrss 撮影:福田孝行 2023.5.19 Flughafen BER-Terminal 5(ドイツ)
コンテナ 左:ETLA430008[6] ETLA Erontrans sp z o.o.(ポーランド)のクラスAリーファーセミトレーラー
     右:ETLA600010[7] ETLA Erontrans sp z o.o.(ポーランド)のクラスAセミトレーラー
国-所有者 ポーランド CLIP     ■相互運用性 33 ■形式番号 4956 撮影済番号001…066(23輌)
S  (100km/h) 荷重61.0t(A 軸重16t)~85.0t(C 軸重20t)~100.0t(D 軸重22.5t)★★★(指定線区120km/h)
SS(120km/h) 荷重61.0t(A 軸重16t)~85.0t(C、D)
自重35.0t 全長34.2m 積載長16.1m×2 BC間距離14.2m×2 床面高さ1.155m
台車:Y25形(両抱式)UIC貨車標準台車(車輪径920mm)
コンテナ緊締金具配置(14組):△★△    □ □□  □   ▲ _ ▲   □  □□ □    △★△
 (▲固定式 □ヒンジ式 -□2-前後可動ヒンジ式2ポジション △前後方向ヒンジ式 ★セミトレーラーキングピン用カプラー)

積載可能セミトレーラー:クラスA(12.2m、13.6m)×2
積載可能コンテナ:20~26ft×4、30ft×2、40~45ft×2
積載可能スワップボディ:クラスA(12.2~13.6m)×2、クラスB(30ft)×2、クラスC(7.15m,7.45m,7.82m)×2
 ポーランドの鉄道・陸送の複合輸送会社CLIP Intermodal sp. z o.o.(所有者コードCLIP)所有の全長34.2m、最大荷重100トンの自動車輸送用兼コンテナ輸送用の2軸ボギー連接平車で、最大荷重を85トン(軸重20トン)に制限する事で最大速度120km/hとしている。トレーラーは2台、コンテナ合計積載長さは52ft×2である。
  2車体(=2台枠)の連接構造で、1車体の台枠は台車部分、台車間の2重魚腹とした側梁を有する中梁なし構造で、上面も台車上部と台車間の2段階で上面高さを下げた軽量化構造である。台車間の魚腹部は下部が内側に向かって斜めに折れたバスタブ形状で、上部と台車付近の側梁はボックス状に補強されている。さらに台車間2/3にわたりセミトレーラーの車輪を落とし込むポケットが設けられている。端梁・枕梁から内側車輪近傍ある横梁までは中梁を持ち、一部床板が設けられている。前後横梁間はポケット状となって中央部にはセミトレーラーの車輪を支持部分が設けられている。1台枠につき、側梁上部には車端側に前後方向ヒンジ式のISOコンテナ緊締装置(ツイストしない)が2組、台車間にヒンジ式ISOコンテナ緊締装置(ツイストしない)が4組、連接端に固定式のISOコンテナ緊締装置(ツイストしない)が1組設けられている。セミトレーラーの車輪を落とし込むポケットと反対側の台枠端部にはセミトレーラーのキングピンを連結するパンタグラフ上下可動式のカプラーが設けられ、コンテナ積載時はパンタグラフ縮めカプラー上面がコンテナ下面に干渉しない構造としている。ブレーキ装置は台枠中央部にセミトレーラーの車輪を落とし込むポケットを設けている関係で、1個のブレーキシリンダからリンケージにより前後の台車にブレーキ力を伝達する一般的なブレーキ装置が用いられないため、各台車内にブレーキシンダをそれぞれ設けていると推測され、エアタンクは車端床下に設けられている。塗色は黄色である。
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