Sffggmrrss イタリア
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S 2軸ボギー特殊平貨車
ff 英国入線可能(英仏海峡トンネル走行可能)
gg 合計積載長さ60ft以上のコンテナ積載対応
m 2車体積載長≧27m
rr 連結車

ss 積車最高速度120Km/h
■Sffggmrrss
 2車体積載長がカテゴリーの定義以上(27m以上)、合計積載長さ60ft以上で、積車最高速度120km/hのコンテナ輸送専用2軸ボギー2車体連結平車で、英仏海峡トンネル走行により英国入線可能である。
 形式番号(Technical characteristics )の上3桁は写真から判断すると490が割り当てられている。イタリアのSffggmrrss形は形式番号4909が確認されている。
●イタリアの旧国鉄とその後
 旧イタリア国鉄は1992年に民営化され、2001年に国が100%株式を保有する持株会社Ferrovie dello Stato S.p.A.となり、旧国鉄の実態は100%子会社のTrenitaliaとなった。さらに、2017年に貨物部門が分離されMercitalia Railが設立された。
   2022.9.13版
魚腹中梁+側梁台枠低床貨車

31 83 4909 019-7 RIV I-FS Sffggmrrss 撮影:佐藤浩樹 2012.6.14 Gremberg操車場(ドイツ)
コンテナ 左:VAEU551722[4] VAESSEN EXPEDITIE BV(オランダ)の45ftカーテンサイドコンテナ
     右:VAEU441710[7]LEG1 VAESSEN EXPEDITIE BV(オランダ)の45ftドライコンテナ
国-所有者 イタリア FS       ■相互運用性 31 ■形式番号 4909 撮影済番号003…019(2輌)
S  (100km/h) 荷重87.0t(A 軸重16t ~ C 軸重20t)
SS(120km/h) 荷重87.0t(A 軸重16t ~ C 軸重20t)
自重41.0t 全長36.44m 積載長さ15.08m×2 BC間距離13.08m×2 床面高さ0.825m
台車:低床貨車用台車(車輪径 730mm)
コンテナ緊締金具配置(7組×2):-□4- □ □ □ □□ -□2- -□3-_-□3- -□2- □□ □ □ □ -□4-
(▲固定式 ◆固定式+コンテナガイド □ヒンジ式 -□2-前後可動ヒンジ式2ポジション △前後方向ヒンジ式)
積載可能コンテナ:20~29ft×4、30ft×4、40~45ft×2
積載可能スワップボディ:クラスA(12.2~13.6m)×2、クラスB(30ft)×2、クラスC(7.15m,7.45m,7.82m)×4
  イタリア(所有者コードFS)所有のコンテナ輸送専用2軸ボギー2車体連結平車で、英仏海峡トンネル走行により英国入線可能である。車輌限界(高さ)の低いイギリスの鉄道への入線に対応した床面高さ825mmの低床貨車で、最大積載長さは45ftコンテナ2個または7.82mスワップボディ(合計31.28m)である。直径730mmの小口径車輪を用いているためか総重量を128トン・軸重 16トンに制限している。所有者コードFSは不明であるが、台枠にTRENITALIAと標記されていることからその関連会社と推測される。
  
2車体永久連結構造である。台枠は魚腹側の中梁と溝形鋼の溝を内側に向けた側梁を有する構造で、中梁なし台枠が一般的なコンテナ車としては珍しい構造である。また台車上部の台枠は床面高さが825mmと低いことから車輪と緩衝する部分は四角く切り抜かれ、上部を薄い鋼板で覆われている。両車端の連結器は中心高さが1250mm必要なことから台枠端部上部に設けた連結器取付ブロックに設けていて、中間連結器は棒連結器が用いられている。ヒンジ式ISOコンテナ緊締装置(ツイストしない)は前後可動式が車端側にそれぞれ1組、中間連結側にそれぞれ2組が、そしてその中間に通常のヒンジ式が5か所設けられている。
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