カーバイド専用車のガイド

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■カーバイド専用車
●ホキ190形 25トン積

 チキ積載コンテナを改造した私有貨車、4両改造時点でホキ1900形に改番された。<未解説>

●ホキ250形 30トン積
 初期の量産車で30トン積。初期製はホキ1900形に似た6室タイプだが、後期製は4室となり車体が短くなった。
 昭和38年のホッパ車改番でホキ6000形となった。
273初代(特別編515)
昭和32年10年汽車東京製で日本ゼオンKK向。初期の6室タイプの典型。
285初代(特別編349)
昭和33年10月三菱製で三菱化成工業KK向。4室だが片側にしか取出口のない変形タイプ。
338(特別編916)
昭和36年5月日立製で昭和電工KK向。6室で車体が長いタイプ。

●ホキ1900初代形 25トン積
 チキ積載コンテナの改造車で、このため車体長さは長いものの幅と高さが小さく、非効率な設計である。
 最初の4両はホキ190形から改番されたもの。昭和38年7月の改番で全車ホキ6500形に改番され消滅した。
 <未解説だが、ホキ1908の写真を改番後のホキ6508のページに掲載>

●ホキ5200初代形 35トン積
 ホキ250形を35トン積にスケールアップしたもの。すべて4室構造で、昭和38年のホッパ車改番でホキ5600形となった。
 <未解説、ホキ5600形の項を参照せよ>

●ホキ5600形 35トン積
ロット表
 昭和38年のホッパ車改番でホキ5200初代形を改番した形式。
5603
S3506富士重製で信越化学工業KK向。落成時はホキ5203初代だった。生石灰との兼用車。
5633
S3603汽車東京製で日本ゼオンKK向。落成時はホキ5233だった。台枠が特殊。
5642
S3703日立製で昭和電工KK向。落成時はホキ5242だった。
5660
S3910日立製で昭和電工KK向。

●ホキ5900形 34トン積
ロット表
 製鋼用還元剤輸送のため製作された久々のカーバイト専用車で、時節柄余剰石油タンク車の改造となった。
 ホキ5600形に似るが、台枠流用による自重増のため端数荷重となり、新形式となった。
5901
S5705川崎でタキ1500形15400を改造。日本陸運産業KK向。

●ホキ6000形 30トン積
6013(特別編886)
昭和32年7川崎製で、ホキ250形263初代の改番車。日本ゼオンKK向で6室構造。
6039
S3405三菱製で、ホキ250形289初代の改番車。三菱化成工業KK向。側面非対称構造。
6042(第238週)
昭和34年5月富士重製でホキ250形292初代の改番車。三井物産KK向で6室構造で丸屋根。
6061(特別編352)
昭和35年3月汽車東京製でホキ250形311初代の改番車。日本ゼオンKK向で台枠構造が特殊で腰高。

●ホキ6500形 25トン積
6508
S3401川崎製で落成時はホキ1900初代形1908。三菱化学工業KK向で昭和38年の改番で現番号となる。

030306作成、040803ホキ273、050320ホキ6042、051026ホキ6039、060102ホキ5603追加。