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ホキ6000形6061 |
私有貨車 |
○ |
形式 |
番号 |
▲ホキ6042 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
今回はカーバイドホッパ車の中でも、ちょっとした変り種を紹介する。 ホキ6061は昭和35年3年汽車東京で製作された。落成時はホキ250形311初代で、310〜12の3両ロットに属していた。 外観・構造は、台枠を他に類の無い「高床構造」とした点が特徴である。元々カーバイトのばら積み輸送は、国鉄長物車に搭載した専用コンテナだったのを、台枠を新製・追加して私有貨車としたのがその嚆矢であった。床面に取出口がないのはこのためで、ホッパ体と台枠とは別体で、側面の取出口位置の制約から、両者間には嵩上げ用のスペーサーが介在していた。汽車製のカーバイト専 |
用車も従来の6室構造時代はこのような設計となっていた。 所有者は日本ゼオンKKで、常備駅は落成時の岩淵から、昭和38年12月に能町に変わった。昭和48年6月に廃車となった。 |
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【写真1352】 ホキ6000形6061 昭和47年7月25日 大広田駅にて P:吉岡心平