吉岡心平のマーク

ホキ250形338

私有貨車

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▲ホキ190形
ホキ1800形

 番号
[ロット表]

ホキ285初代

 ページ
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特別編915
特別編917

積荷
●構造

入口


 ホキ250形は30トン積カーバイド専用ホッパ車で、昭和38年のホッパ車改番でホキ6000形となった車両である。

 ホキ338は昭和36年5月日立製で、336〜338の3両ロットであった。

 化成品タンク車では名を馳せた日立も、カーバイトホッパ車の世界では新参者で、第一作は昭和34年製の304と305(共に初代)、本ロットはその三作目だった。

 ホキ250形にはホッパの分割数により6室のものと4室のものに大別される。日立が選択したのは6室構造で屋根が丸くなったタイプであった。そう、富士重製のコピーと言って良いほど似た構造だったのである。

 所有者は昭和電工KK・常備駅は鹿瀬であった。登場から2年後にホキ6088に改番された。水力発電で作った塩ビ原料となるカーバイドを輸送していたものと思われるが、石油化学の勃興で昭和47年12月に廃車となった。


ホキ250形338の写真

【写真1916】 ホキ250形338 昭和37年10月14日 郡山駅にて P:豊永泰太郎

僅か2年間だった改番前の姿を留める貴重な写真。

【豊永さんから貴重な写真を提供して頂きました】


【特別編916】080813作成R4B。