ホキ5600形5660 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
▲ホキ5642 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
ホキ5660は昭和39年10月日立製で、5659〜5669の11両ロットに属していた。 カーバイト専用車としては比較的後期の製作で、昭電所有の本形式では昭和37年製の5235〜5244/5245〜5251に続く3ロット目である。基本設計は前作のロットと変わらないが、写真と裏側の側面には細かな窒素封入用の配管が張り巡らされていた。 |
荷役方法は側扉からの自重落下だが、実際には残量が1/3程度まで減ると作業員がホッパ内に入り、残りの積荷を掻き出していたそうだ。 所有者は昭和電工KK・常備駅は鹿瀬で、同所で生産したカーバイドを鶴見線の大川に輸送していたため、関東圏のファンには馴染み深い車両であった。車齢10年にも満たない昭和47年12月に廃車となった。 |
|
|
■主要諸元 製造年 昭和39年10月 製造所 日立 設計比重 0.95 タンク容積 36.9m3 ●上廻り |
ホッパ形態 箱型4室 ホッパ材質 普通鋼 ホッパ板厚 外板6mm・底板9mm 特殊設備 窒素封入管・除湿装置 ●荷役方式 荷役方式 自重落下式 |
●下廻り 台枠形式 平形 長さ 10,700mm 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KC254形空気 台車 TR41C |
【写真1941】 ホキ5600形5660 昭和46年10月16日 塩浜操駅にて P:堀井純一
【堀井さんの貴重な写真を提供して頂きました】