吉岡心平のマーク

ホキ6000形6039

私有貨車

 形式
索引

ホキ5900形
ホキ6100形

 番号
[ロット表]

ホキ6013
ホキ6042

 ページ
索引

特別編627
特別編629

積荷
●構造

入口


 左右側面で非対称の構造を持つカーバイトホッパ車については、既にホキ250形285を紹介したが、坂内さんの写真の中にホキ6000形に改番後の例があったので、ここで取上げよう。

 ホキ6039は昭和34年5月三菱でホキ250形289として誕生した。ホキ288との2両ロットで、半年前に同一メーカーで製作されたホキ279〜287の増備車であった。

 設計比重は0.91・ホッパ容積は33.0mで、本形式の中では軽い方である。

 ホッパ体は普通鋼製で、内部は仕切板で4室に分割され、各室毎に積込口は屋根、取出口は片側面だけに各々ひとつづつ設けられた。このため外観は、左右の側面で全く異なっていた。
 台枠は平形で、長さ9,200mm・BC間距離は5,900mmであった。ブレーキは三菱好みのKC形+手、台車はTR41Cであった。

 落成時の所有者は三菱化成工業KK・常備駅は黒崎であった。昭和38年7月にホキ6039に改番されたが、昭和42年2月に塩浜駅に移動し、昭和46年10月に廃車となった。


●類似形式 ホキ250形285 昭和33年三菱製で三菱化成工業所有。一年前製作の先輩ロット。


ホキ6000形6039の写真

【写真1628】 ホキ6000形6039 昭和44年7月20日 加古川駅にて P:坂内定比古

【坂内さんから貴重な写真を提供して頂きました】


【特別編628】051026作成R4A、070820R4A2、081002R4BY、131025R4C。