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ホキ6000形6039 |
私有貨車 |
○ |
形式 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
左右側面で非対称の構造を持つカーバイトホッパ車については、既にホキ250形285を紹介したが、坂内さんの写真の中にホキ6000形に改番後の例があったので、ここで取上げよう。 ホキ6039は昭和34年5月三菱でホキ250形289として誕生した。ホキ288との2両ロットで、半年前に同一メーカーで製作されたホキ279〜287の増備車であった。 設計比重は0.91・ホッパ容積は33.0m3で、本形式の中では軽い方である。 |
ホッパ体は普通鋼製で、内部は仕切板で4室に分割され、各室毎に積込口は屋根、取出口は片側面だけに各々ひとつづつ設けられた。このため外観は、左右の側面で全く異なっていた。 落成時の所有者は三菱化成工業KK・常備駅は黒崎であった。昭和38年7月にホキ6039に改番されたが、昭和42年2月に塩浜駅に移動し、昭和46年10月に廃車となった。 |
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●類似形式 ホキ250形285 昭和33年三菱製で三菱化成工業所有。一年前製作の先輩ロット。 |
【写真1628】 ホキ6000形6039 昭和44年7月20日 加古川駅にて P:坂内定比古
【坂内さんから貴重な写真を提供して頂きました】