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ホキ6000形6042 |
私有貨車 |
○ |
形式 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
ホキ6000形30トン積カーバイト専用車には、ホッパ室内の分割数により4室のものと6室のものがあった。今回は初期に製作された6室のうち、富士重製の例を取り上げる。 ホキ6042は、昭和34年5月富士重で、当時のホキ250形292として製作された。ホキ290〜292の3両ロットで、富士重製としては5ロット目であった。その後、昭和38年のホッパ車改番で、ホキ6000形式となっている。 ホッパは普通鋼を全溶接で組立てたもので、極端に水分を嫌う積荷のため、水密に留意した設計である。ホッパ体は隔壁で6等分され、屋根に積込口が、両側面には取出口があった。床面は平床だったので、何故ホッパ車となったのか判らない。富士重製の特徴は屋根が丸みを帯びていた |
点にあり、三角屋根の川崎や汽車製より、柔らかい感じを受けたものである。積込口・取出口は共に防水のため鋼板製のカバーで覆われ、写真で見えるのはこのカバーである。 落成時の所有者は三井物産KK・常備駅は武生であった。昭和49年4月に八木原駅常備となり、昭和50年7月に電気化学工業KK所有となった。その後は異様に長命で、昭和56年5月には青海駅常備となった後、昭和62年3月廃車となった。 |
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【写真238】 ホキ6000形6042 昭和49年4月17日 八木原駅にて P:吉岡心平
この写真は吉岡写真CD−ROM第2巻に「P00079」として収録されています。