|
タキ23800形23800 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
▲ |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タキ23800は同形式のトップナンバーで、タキ23800〜23802からなる3両ロットとして昭和47年11月日車で製作された。 本形式は当初、凍結を嫌うラテックスを北海道に輸送するため、タキ8850形の保温性能強化タイプとして企画されたが、キセ付35系の一員として実現したため、別形式とされたものである。 設計比重は0.94・タンク容積は37.2m3であった。 |
台は一部にFRPを用いることで、断性能熱を強化している。 落成時の所有者は住友化学工業KK・常備駅は新居浜であった。昭和48年10月には日本石油輸送KK所有となり、常備駅も東高島となったが、昭和50年5月には新居浜駅常備に戻っている。平成15年度に廃車となった。 |
|
|
■主要諸元 製造年 昭和47年11月 製造所 日車 設計比重 0.94 タンク容積 37.2m3 タンク形態 異径胴(C3)形ドームレス ●上廻り タンク材質 ステンレス鋼(SUS304) |
タンク板厚 胴板6・鏡板8mm タンク両端直径 1,850mm タンク中央直径 2,300mm タンク長さ 10,750mm 熱絶縁 厚さ100mmウレタン ●荷役方式 荷役方式 上入れ下出し式 |
●下廻り 台枠形式 35系標準 台枠長さ 11,550mm BC間距離 8,250mm 留置ブレーキ 両側 空気ブレーキ KSD254−305形積空 台車 TR41C形 |
ロット | 番号 | 製造年 | 製造所 | 落成時の所有者 |
1 | 23800〜23802 | S4711 | 日車 | 住友化学工業KK |
2 | 23803 | S5112 | 富士重 | 日本石油輸送KK |
3 | 23804 | S5212 | 日車 | 日本石油輸送KK |
4 | 23805〜23807 | S5409 | 富士重 | 日本石油輸送KK |
5 | 23808〜23811 | S5410,5411 | 日車 | 日本石油輸送KK |
6 | 23812,23813 | S5503 | 富士重 | 日本石油輸送KK |
7 | 23814,23815 | S5510 | 日車 | 日本石油輸送KK |
8 | 23816〜23818 | S5510 | 富士重 | 日本石油輸送KK |
9 | 23819〜23821 | H0112 | 富士重▲ | 日本陸運産業KK |
10 | 23822〜23826 | H0212 | 富士重 | 日本石油輸送KK |
11 | 23827〜23830 | H0310 | 富士重 | 日本石油輸送KK |
12 | 23831〜23833 | H0310 | 日車 | 日本石油輸送KK |
【写真1794】 タキ23800形23800 昭和51年3月21日 新居浜駅にて P:吉岡心平