タキ5700形5713 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
▲タキ5711 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タキ5713は昭和46年4月日車本店製で、一ロット一両であった。タキ5700形35トン積塩素酸石灰液専用車のラストナンバーであった。 タキ5700形はタキ4200形のそっくりさんとして知られているが、本車はタキ7750形27796と同年同月同一メーカー生まれであった。このため台枠廻りはタキ27796に酷似するが、タンク体はタキ4200形類似時代のままとされたため、なんとも不思議な折衷スタイルとして誕生している。 設計比重は1.52・タンク容積は37.2m3であった。 |
タンク体はドーム付直円筒形で、内面は厚さ3mmのネオプレンゴムでライニングされ、寸法は直径1,850mm・長さ8,970mmと従来ロットとほぼ同寸で、周囲には厚さ50mmのグラスウール断熱材と薄鋼板からなるキセが設置されている。 落成時の所有者は丸正産業KK・常備駅は二本木であった。社名は昭和59年にソマールとなった。平成4年3月に廃車となった。 |
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【写真1795】 タキ5700形5713 昭和61年1月18日 名古屋港駅にて P:吉岡心平