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タキ15800形の形式解説 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
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●積荷 |
■入口 |
【概要】 35トン積のエチレングリコール専用車で、タキ6600形30トン車の後継形式。同時期に製作された対抗形式にタキ16600形があるが、両者はタンク材質が異なる。現時点では同専用種別の最終形式である。 【車歴】 昭和44〜58年に11ロット24両が日立・日車支店・三菱・日車本店・富士重で製作された。このうち最後の2ロット5両はタキ45000形の改造車である。 【積荷】 エチレングリコールは合成樹脂(PET)、合成繊維(テトロン)の原料となる粘稠無色液体で、吸湿性が高い。エチレンから合成されるため、コンビナートから繊維・樹脂メーカーに輸送される。設計比重は1.09〜1.12である。 【外観と構造】 タンク体は純度保持のためステンレス製で、粘稠な積荷のため、タンク形状に工夫が見られる。また同様な理由で缶体補強環はタンク外周に設置されている。 荷役方法は吐出管による下出し方式だが、積荷の吸湿性が高いため、駅頭荷役の場合はタンク内に流入する大気を除湿するため、乾燥剤を内蔵した吸湿箱を装備する。 台枠構造はメーカーにより相違するが何れも標準的なもので、特に見るべき点はない。 ■日立製 ■日車製 ■三菱製 ■改造車 |
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ロット | 番号 | 製造年 | 製造所 | 旧形式 | 旧番号 | 落成時の所有者 |
1 | 15800 | S4407 | 日立 | 日本石油輸送KK | ||
2 | 15801 | S4410 | 日立 | 日本石油輸送KK | ||
3 | 15802〜15804 | S4412 | 日車支店 | 三井物産KK | ||
4 | 15805 | S4511 | 三菱 | 日本石油輸送KK | ||
5 | 15806〜15808 | S4512 | 日車支店 | 三井物産KK | ||
6 | 15809,15810 | S4603 | 三菱 | 日本石油輸送KK | ||
7 | 15811〜15813 | S4604 | 日車本店 | 三井物産KK | ||
8 | 15814〜15816 | S4604 | 三菱 | 日本触媒化学工業KK | ||
9 | 15817,15818 | S4612 | 三菱 | 日本石油輸送KK | ||
10 | 15819,15820 | S5805▲ | 富士重 | タキ45000 | 45536,45537 | 日本石油輸送KK |
11 | 15821〜15823 | S5810▲ | 富士重 | タキ45000 | 45165,45167,45442 | 日本石油輸送KK |