吉岡心平のマーク

タキ15800形15810

私有貨車

 形式
索引

タキ15700形
タキ15900形

 番号
解説

タキ15806
タキ15813

 ページ
索引

特別編1523
特別編1525

積荷
●構造

入口


 タキ15810は15809と一緒に昭和46年3月三菱で製作された。

 日石輸送の本形式では3ロット目で、半年前に同一メーカーが製作した15805の増備に当る。
 構造上は粘稠な積荷の排出を助けるため中央に向けスウェイバックしたタンク体が特徴で、通常はタンク内側の補強環も流れを妨げないよう外側

に移されている。タンク上にある流入空気の吸湿筒や細い窒素封入管は本形式にお約束の装備だ。

 所有者は日本石油運送KK・常備駅は東高島であった。写真は前川の三井石油化学で使用されていた時のもの。平成元年3月に名古屋南港、平成9年3月に郡山に移動し平成14年6月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和46年3月
製造所   三菱
設計比重 1.09
タンク容積 32.1m3
●上廻り
タンク形態 傾斜円筒(V2)形ドームレス
タンク材質 ステンレス鋼
タンク板厚 胴板6・鏡板8mm
タンク直径 2,050mm
タンク長さ 10,300mm
付帯設備 吸湿装置
●荷役方式
荷役方式 上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   平形
台枠長さ   10,600mm
BC間距離  7,600mm
留置ブレーキ 両側
空気ブレーキ KSD203−254形積空
台車      TR41C形

タキ15800形15810の写真

【写真2524】 タキ15800形15810 昭和60年6月23日 村田駅にて P:吉岡心平


【特別編1524】130627作成R4C。