吉岡心平のマーク

タキ2100形2334

私有貨車

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タキ2050形
タキ2200形

 番号
[ロット表]

タキ2293
タキ2339

 ページ
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第552週
第554週

積荷
●構造

入口


 歴世礦油KKは昭和19年創立の潤滑油メーカーで、製品輸送用に石油類専用タンク車を保有していた。弊サイトでもタム・タサについては既に紹介したが、今回はタキ2100形を取上げよう。

 タキ2334は2333との2両ロットで昭和35年6月川崎で製作された。

 潤滑油輸送用のため設計比重は0.8と灯軽油並である。外観と構造は一般向けの車両に合わせたようで、特に変わった装備は見られない。

 所有者は歴世礦油KK・常備駅は新屋であった。写真のように川崎地区などに運用されていたが、昭和52年4月に廃車となった。


●関連形式 タム4000形4079 歴世油KKの所有車でS3506川崎製。
        タサ2400形2459 同上、S3506川崎製。
        タサ2400形2467 同上、S3907川崎製。


■主要諸元
製造年   昭和35年4月
製造所   川崎
設計比重 0.8
タンク容積 37.5m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク板厚 胴板9・鏡板12mm
タンク直径 2,050mm
タンク長さ 11,700mm
付帯設備 蒸気加熱管
●荷役方式
荷役方式 上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   平形
長さ       12,300mm
BC間距離   9,000mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254形
台車      TR41C形

タキ2100形2334の写真

【写真553】 タキ2100形2334 昭和49年12月1日 塩浜操駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第15巻に「P00883」として収録されています。


【第553週】110403作成R4C、131006諸元追加。