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タキ2050形2050 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
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ページ |
●積荷 |
■入口 |
二度のオイルショックを経て、昭和50年代後半には大量の石油類タンク車が余剰化した。そこで計画されたのがタキ1500形を中心とする化成品タンク車への転用計画であった。 タキ2050形もその一員で、昭和56年5月に富士重でタキ1500形31594〜96から改造された。種車は昭和42年日立製で、タキ1500形で最後に新製されたグループであった。 |
台枠に合わせたため異様に細くて長い。これは改造による台枠の切継ぎが禁止されたためである。 所有者は日本石油輸送KK・常備駅は南港で、常備駅は駅名変更により昭和58年11月に名古屋南港となった。生涯を通じて三菱化成水島を基地として使用され、ブチルアルデヒド時代は金町、アセトアルデヒドシアンヒドリン時代は宮下に運用されていたが、私有コンテナ輸送への移行により、平成7年11月に3両揃って廃車となった、 |
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●同一専用種別 タキ20350形20353 35トン積新製車。昭和56年日車製。 ●種車形式 タキ1500形31597 種車となったロットの紹介。 |
ロット | 番号 | 製造年 | 製造所 | 旧形式 | 旧番号 | 落成時の所有者 |
1 | 2050〜2052 | S5605 | 富士重▲ | タキ1500 | 31594〜31596 | 日本石油輸送KK |
1A | (2050〜2052) | (H0509) | −− | アセトアルデヒドシアンヒドリンに専用種別変更KK | 日本石油輸送KK |
【写真1046】 タキ2050形2050 昭和63年4月30日 東港駅にて P:吉岡心平