吉岡心平のマーク

タキ2100形2339

私有貨車

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タキ2050形
タキ2200形

 番号
[ロット表]

タキ2334
タキ2350

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第348週
第350週

積荷
●構造

入口


 今回は、変ったタンク受台と踏板を持つタキ2100形を紹介する。

 タキ2339は昭和35年7月日立製で、2335〜2346の12両ロットとして誕生した。

 設計比重は0.9・タンク容積は33.4mで、明らかに重油輸送用である。

 タンク体は普通鋼製で、内部には蒸気加熱管が装備されている。おどろくべきことにタンク受台と踏板は、同時に製作された同一所有者向のタキ3000形と全く異なり、新潟製と酷似した形態となっ

た。例としては弊サイトに掲載したタキ13389をご覧頂きたい。日車本店製のタキ2100形にも似たタイプがあり、同一所有者向の特徴かと思ったが、タキ13389を含む3両すべての所有者が異なっているのだ・・・
 台枠は平形で、ブレーキはKD254形空気+手、台車はTR41Cであった。

 所有者は出光興産KK・常備駅は浜川崎であった。常備駅は昭和39年3月水江町、昭和40年6月前川、昭和42年6月水江町、昭和46年1月前川と両駅の間を転々とし、昭和56年5月に廃車となった。


タキ2100形2339の写真

【写真349】 タキ3000形2339 昭和49年6月 村田駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第10巻に「P0542」として収録されています。


【第349週】070506作成R4A、070713R4A2、080701R4BY、110403R4B、131005R4C。