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タキ2100形2339 |
私有貨車 |
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●積荷 |
■入口 |
今回は、変ったタンク受台と踏板を持つタキ2100形を紹介する。 タキ2339は昭和35年7月日立製で、2335〜2346の12両ロットとして誕生した。 設計比重は0.9・タンク容積は33.4m3で、明らかに重油輸送用である。 タンク体は普通鋼製で、内部には蒸気加熱管が装備されている。おどろくべきことにタンク受台と踏板は、同時に製作された同一所有者向のタキ3000形と全く異なり、新潟製と酷似した形態となっ |
た。例としては弊サイトに掲載したタキ13389をご覧頂きたい。日車本店製のタキ2100形にも似たタイプがあり、同一所有者向の特徴かと思ったが、タキ13389を含む3両すべての所有者が異なっているのだ・・・ 所有者は出光興産KK・常備駅は浜川崎であった。常備駅は昭和39年3月水江町、昭和40年6月前川、昭和42年6月水江町、昭和46年1月前川と両駅の間を転々とし、昭和56年5月に廃車となった。 |
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【写真349】 タキ3000形2339 昭和49年6月 村田駅にて P:吉岡心平
この写真は吉岡写真CD−ROM第10巻に「P0542」として収録されています。