吉岡心平のマーク

タキ4000形34004

私有貨車

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タキ3900形
タキ4100初代形

 番号
解説

タキ34000
タキ34013

 ページ
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第553週
第555週

積荷
●構造

入口


 タキ34004は昭和40年3月富士重で、34003〜34012の10両ロットとして製作された。

 多数のロットを擁する安宅産業の濃硫酸専用車としては、半年前に日立で製作した24065〜24069に次ぐロットで、初めて東室蘭以外に常備されたことが特徴であった。
 外観と構造は富士重製のうち大型ドームを持つ

ものに属し、また落成時から発煙硫酸の兼用車である。

 落成時の所有者は安宅産業KK・常備駅は釜石であった。前者は昭和52年10月に伊藤忠商事KKに変わり、その後は私有貨車運用の廃止に伴い各地を転々として使用されていたが、平成19年10月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和40年3月
製造所   富士重
設計比重 1.84
タンク容積 19.0m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク板厚 胴板9・鏡板12mm
タンク直径 1,700mm
タンク長さ 8,650mm

●荷役方式
荷役方式 上入れ上出し式
●下廻り
台枠形式   平形
長さ      9,500mm
BC間距離  6,200mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254形
台車      TR41C形

タキ4000形34004の写真

【写真554】 タキ4000形34004 昭和50年2月20日 国鉄郡山工場にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第22巻に「P01280」として収録されています。


【第554週】110410作成R4C、130817諸元追加+R4C。