吉岡心平のマーク

タキ19000形19001

私有貨車

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タキ18900形
タキ19500形

 番号
ロット表


タキ19045

 ページ
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特別編643
特別編645

積荷
●構造

入口


 タキ19000形セメント専用車は、川崎が開発したタキ1900形40トン車に対抗すべく、日立が創出した形式とされる。

 タキ19001はトップを含む6両ロットとして、昭和42年5月日立で製作された。

 設計比重は1.25・タンク容積は32m3で、タキ1900形と同じである。
 タンク体は普通鋼を主とするが部分的に耐候性高張力鋼を併用した。一説には特許回避のためとも言われるが、今後の研究課題である。タンク寸法は両端直径2,100mm・長さ9,100mmで、タキ1900形と同一とされた。補強環はタキ

1900形と異なり、タンク外周に設けられている。
 荷役装置は通常のエアスライド方式で、大阪セメントの車両は5個ある積込口がチャームポイントだが、偶数番目は内側にエアフィルタを装備した通気口である。
 台枠はタキ1900形に似た中梁省略形で、長さは40トン車で最短となる10,000mm・BC間距離は6,700mmであった。ブレーキ装置はKSD形積空+手、台車はTR41Cであった。

 落成時の所有者は大阪セメントKK・常備駅は近江長岡であった。合併で平成6年10月に住友大阪セメントKKとなったが、平成8年4月にロット全車が揃って廃車となった。


【特別編644】060123作成R4A、、070607ロット表をロットプック20より移動+R4A2、070919ロット表R3、081003
R4BY。


タキ19000形のロット表

ロット 番号 製造年 製造所 落成時の所有者
19000〜19005 S4206 日立 大阪セメントKK
19006〜19008 S4209〜4210 日立 大阪セメントKK
19009〜19011 S4211 日立 大阪セメントKK
19012〜19044 S4309〜4312 日立 大阪セメントKK
19045〜19048 S4309 日立 日立セメントKK
19049〜19075 S4309〜4311 日立 電気化学工業KK
19076〜19085 S4402〜4403 日立 大阪セメントKK
19086〜19115 S4410 日立 電気化学工業KK
19116〜19145 S4412〜4507 日立 大阪セメントKK
10 19146〜19155 S4503 日立 住友セメントKK
11 19156,19157 S4501 日立 日立セメントKK
12 19158〜19169 S4606 日立 大阪セメントKK
13 19170〜19179 S4609 日立 大阪セメントKK
14 19180〜19185 S4609 日立 大阪セメントKK

タキ19000形19001の写真

【写真1644】 タキ19000形19001 昭和60年5月2日 近江長岡駅にて P:吉岡心平