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タサ5600形5613 |
私有貨車 |
○ |
形式 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タサ5600形は20トン積過酸化水素専用車で、昭和37〜43年に7ロット17両が日立・富士重で製作された。ところで長い間「タキ」でなく、効率の悪い「タサ」を新製したのは何故だろうか。 タサ5613はその第6ロットとして、昭和42年2月富士重工で製作された5611〜14のうちの一両である。 設計比重は1.1、タンク容積は18.2m3と標準的であった。 |
ないことを考慮すると、何らかの理由で昭和37年時点の同社のプラクティスを、そのままコピったためと思われる。 所有者は日本パーオキサイドKK・常備駅は郡山であった。同地の工場から主として山陽・九州方面に運用されていたようである。平成6年10月に廃車となった。 |
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●同一専用種別 タム8000形8010 昭和38年日車支店製で三徳化学工業KK向。15トン積の2軸車。 タキ1150形1176
昭和49年日立製で安宅産業KK向。30トン車。 |
■主要諸元 製造年 昭和42年2月 製造所 富士重 設計比重 1.1 タンク容積 18.2m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付 |
タンク材質 純アルミ タンク板厚 胴板13・鏡板16mm タンク直径 1,726mm タンク長さ 8,225mm ●荷役方式 荷役方式 上入れ上出し式S字管付 |
●下廻り 台枠形式 平形 長さ 9,000mm 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KD254形 台車 TR41C→TR41D形 |
【写真1537】 タサ5600形5613 昭和50年2月20日 郡山駅にて P:吉岡心平