吉岡心平のマーク

タサ5600形5616

私有貨車

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タサ5500形
タサ5700形

 番号
ロット表

タサ5613

 ページ
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特別編855
特別編857

●積荷
●構造

入口


 タサ5600形で最多数を占めたのは安宅産業の所有車で、昭和37〜43年にかけて5ロット10両が製作された。メーカーは全て日立であった。

 タサ5616はそのラストとして、昭和43年4月に5615と共に製作された。

 外観・構造ではタンク受台がこれまでの8台から4台に半減したのが大きな特徴である。また留置

ブレーキが手から両側に変更されたため、デッキの分だけ台枠が短縮され、長さは8,700mmと300mm短かくなった。

 落成時の所有者は安宅産業KK・常備駅は岳南富士岡で、昭和52年2月に所有者は東海電化工業KKに変わり、相変わらず岳南富士岡の工場からの製品出荷に使用されていたが、JRへの移行を控えた昭和62年3月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和43年4月
製造所   日立
設計比重   1.1
タンク容積  18.1m3
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
●上廻り
タンク材質 純アルミニウム
タンク板厚 胴板13ないし20mm
        鏡板16mm
タンク直径 1,726mm
タンク長さ  8,225mm
●荷役方式
荷役方式  上入れ上出し式(S字管付)
●下廻り
台枠形式   平形
台枠長さ    8,700mm
留置ブレーキ 両側
空気ブレーキ KD254×200
台車       TR41C→TR41D
         (第一次台車改造)

タサ5600形5616の写真

【写真1856】 タサ5600形5616 昭和55年2月11日 桜島駅にて P:吉岡心平


【特別編856】080306作成R4B。