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タサ5600形5616 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
▲タサ5613 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タサ5600形で最多数を占めたのは安宅産業の所有車で、昭和37〜43年にかけて5ロット10両が製作された。メーカーは全て日立であった。 タサ5616はそのラストとして、昭和43年4月に5615と共に製作された。 外観・構造ではタンク受台がこれまでの8台から4台に半減したのが大きな特徴である。また留置 |
ブレーキが手から両側に変更されたため、デッキの分だけ台枠が短縮され、長さは8,700mmと300mm短かくなった。 落成時の所有者は安宅産業KK・常備駅は岳南富士岡で、昭和52年2月に所有者は東海電化工業KKに変わり、相変わらず岳南富士岡の工場からの製品出荷に使用されていたが、JRへの移行を控えた昭和62年3月に廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和43年4月 製造所 日立 設計比重 1.1 タンク容積 18.1m3 タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付 ●上廻り |
タンク材質 純アルミニウム タンク板厚 胴板13ないし20mm 鏡板16mm タンク直径 1,726mm タンク長さ 8,225mm ●荷役方式 荷役方式 上入れ上出し式(S字管付) |
●下廻り 台枠形式 平形 台枠長さ 8,700mm 留置ブレーキ 両側 空気ブレーキ KD254×200 台車 TR41C→TR41D (第一次台車改造) |
【写真1856】 タサ5600形5616 昭和55年2月11日 桜島駅にて P:吉岡心平