吉岡心平のマーク

ホキ7000形7001

私有貨車

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ホキ6900形
ホキ7200形

 番号
ロット表


ホキ7006

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特別編31
特別編33

積荷
構造

入口


 今回のリクエストは、岡山名産の桃ならぬホキ7000形である。

 ホキ7000形は30トン積生石灰専用車。ホキ4700形と同じ積荷・同じ荷重だが、構造が大きく異なるため新形式となった。ホキ4700形が屋根付の「セキ」であるのに対し、こちらは「セム」に屋根をつけたともの言えるだろう。

 昭和40年から47月に三菱と若松で25両が製作された。写真1・2として所有者が異なるものを掲載したが、ホキ7001は昭和40年2月三菱製

の第一ロット、ホキ7015は昭和46年11月三菱製の第6ロットである。

 所有者は13までが足立石灰工業KK、残りは日鉄鉱業KKであった。常備駅は前者が足立、後者は井倉と共に伯備線で、飾磨駅から分岐していた新日鉄広畑へ運用されていた。有名なデゴイチ三重連が牽引していたのは、セキと彼女等からなる編成だったのである。日鉄鉱業の5両が短期間関東に出稼ぎに来ていたのを除けば一生を岡山近傍で過ごし、JR化に伴う飾磨港線の廃止により、昭和62年3月に全車一斉に廃車となった。


★西端さんからD51三重連に牽かれるホキ7000形の写真を頂きました。


ホキ7000形のロット表

ロット 番号 製造年 製造所 落成時の所有者
7000〜7004 S4002〜4003 三菱 足立石灰工業KK
7005 S4012 三菱 足立石灰工業KK
7006〜7011 S4212〜4301 三菱 足立石灰工業KK
7012 S4304 三菱 足立石灰工業KK
7013 S4411 三菱 足立石灰工業KK
7014〜7021 S4611 三菱 日鉄鉱業KK
7022〜7024 S4701 若松 日鉄鉱業KK

ホキ7000形7001の写真

【写真1032の1】 ホキ7000形7001 昭和60年12月27日 飾磨駅にて P:吉岡心平

D51三重連に続くセキとホキ7000形の雄姿

【写真1032の2】 D51三重連とホキ7000形の雄姿 昭和44年7月31日 布原信号場にて P:西端慎一

【西端さんから貴重な写真を提供して頂きました】

 同期の西端さんから、高校一年の鉄研夏合宿の際の写真を寄稿頂いた。小生は初めからホキ7000を狙うべく、この写真ではホキの影の辺りで待ち構えていたところ、3重連の猛烈な煙に巻かれ、写っていたのは煙ばかりだった。とんだトホホ話である。


【特別編32】010306作成、010316写真1031の3追加、031227R4、040806リンク変更、050510R4A、070113
ロット表R2追加、071004ロット表R3+写真更新+R4A2、090428写真2を特別編1013に移設、130507R4C。