Laeks フランス
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L 2軸特殊平貨車
a 連接車
e 自動車輸送用(2層構造)
k 最大荷重<20t
 (2軸車のみ適用)
s 積車最高速度100Km/h

■Laeks
 最大荷重が20トン未満、積車最高速度が100km/hで、2層構造の自動車輸送用の連接平車である。なお、UICルールでは2軸車と異なり連接車・連結車には最大荷重の定義がないため記号kは不要で正しくはLaesである。
 形式番号(Technical characteristics )の上3桁は写真から判断すると427が割り当てられている。
 セルビアのLaeks形は形式番号4274が確認されている。
   2020.5.2作成 2023.10.8更新
GEFCO所有車
23 87 4270 626-6 RIV F-GEFCO Laeks TA364 撮影:佐藤浩樹 2012.6.15 Gremberg操車場(ドイツ)
国-所有者 フランス GEFCO     ■相互運用性 23 ■形式番号 4270 撮影済番号626(1輌)
S(100km/h)荷重20t(A 軸重16t~C 軸重20t) 
自重27.00t 全長25.50m 積載長 不明 最大軸距 不明
走り装置:両端 2段リンク式(車輪径不明 760mm?)、中央 構造不明1軸台車(車輪径不明 760mm?)
 フフランスに本部を置き、欧州一帯にプジョーとシトロイエンの完成自動車輸送を中心とした総合物流企業Groupages express de Franche-Comté(所有者コードGEFCO)所有の自動車(新車その他)輸送用連接3軸貨車で、全長25.5mの長大な連接車ながら荷重は最大20トンと少ない。GEFCOでの形式はTA364形である。
 2車体連接の2階建構造で、上下2段に自動車を積載する。1車体は、台枠と一体をなす側面により構成され、側面は片側2枚の板状の支柱に上部水平材と台枠側面からなるラーメン構造であり、支柱間には片側4枚の金網による保護板が設けられている。上段および下段は、それぞれ自動車走路・タイヤ用緊締装置・隣接車輌への渡り板から構成され、下段は両端車輪付近から連接部にかけ低床となっている。上段は昇降式で、その昇降装置が側面片側2枚の板状の支柱付近に設けられ、自動車高さに合わせて調整可能である。また、自動車積み込み・積み下ろし時に上段車端側(端面から5~6m部分)を下段高さまで下げてスロープとし、下段高さから自動車を自走して上段に積み込むことができる。走り装置は3軸で、両端軸はそれぞれの車体に固定され、中央軸は前後にピボットを有する1軸台車構造で、このピボットに前後それぞれの車体が乗る構造である。
43 87 4270 598-3 F-GEFCO Laeks 撮影:佐藤浩樹 2011.6.15 Gremberg操車場(ドイツ)
国-所有者 フランス GEFCO     ■相互運用性 43 ■形式番号 4270 撮影済番号598…678(3輌)
S(100km/h)荷重20t(A 軸重16t~C 軸重20t) 
自重27.00t 全長25.50m 積載長 不明 最大軸距 不明
走り装置:両端 2段リンク式(車輪径不明 760mm?)、中央 構造不明1軸台車(車輪径不明 760mm?)
 GEFCOの23 87 4270 Laeksと同一構造同一寸法のTA364形ながら相互運用性コードが非RIVの43となったグループ。
43 87 4272 218-6 F-GEFCO Laeks 撮影:佐藤浩樹 2012.6.15 Gremberg操車場(ドイツ)
国-所有者 フランス GEFCO     ■相互運用性 43 ■形式番号 4272 撮影済番号216(1輌)
S(100km/h)荷重16t(A 軸重16t~C 軸重20t) 
自重27.05t 全長26.50m 積載長 不明 最大軸距 不明
走り装置:両端 2段リンク式(車輪径不明 760mm?)、中央 構造不明1軸台車(車輪径不明 760mm?)
 GEFCOのTA364形と同一構造ながら荷重が16トンと4トン減少し全長が1m長くなっり、TA370形となった。
SITFA所有車
23 87 4271 352-8 RIV F-SITFA Laeks 撮影:掘井純一 2019.5.24 Mannheim(ドイツ)
国-所有者 フランス SITFA     ■相互運用性 23 ■形式番号 4271 撮影済番号107…352(2輌)
S(100km/h)荷重19t(A 軸重16t~C 軸重20t) 
自重24.66t 全長26.50m 積載長 下段25.5m 上段26.2m 最大軸距20.84m(9.17m+2.5m(中央に車輪)+9.17m)
走り装置:両端 2段リンク式(車輪径不明 760mm?)、中央 構造不明1軸台車(車輪径不明 760mm?)
 フランスで登録されたイタリアの鉄道による自動車輸送会社SocietàItaliana Trasporti Ferroviari Autoveicoli(所有者コードSITFA)所有の自動車(新車その他)輸送用連接3軸貨車で、全長25.5mの長大な連接車ながら荷重は最大20トンと少ない。SITFAでの形式はTA370形である。
 2車体連接の2階建構造で、上下2段に自動車を積載する。1車体は、台枠と一体をなす側面により構成され、側面は片側2枚の板状の支柱に上部水平材と台枠側面からなるラーメン構造である。上段および下段は、それぞれ自動車走路・タイヤ用緊締装置・隣接車輌への渡り板から構成され、下段は両端車輪付近から連接部にかけ低床となっている。上段は昇降式で、その昇降装置が側面片側2枚の板状の支柱付近に設けられ、上段高さ積載する自動車高さに合わせて調整可能である。また、自動車積み込み・積み下ろし時に上段車端側(端面から5~6m部分)を下段高さまで下げてスロープとし、下段高さから自動車を自走して上段に積み込むことができる。走り装置は3軸で、両端軸はそれぞれの車体に固定され、中央軸は前後にピボットを有する1軸台車構造で、このピボットに前後それぞれの車体が乗る構造である。
STVA所有車
23 87 4274 353-3 RIV F Laeks 撮影:佐藤浩樹 2011.6.15 Gremberg操車場(ドイツ)
国-所有者 フランス STVA     ■相互運用性 23 ■形式番号 4274 撮影済番号353(1輌)
写真から標記判読不能のため、諸元不明
走り装置:両端 2段リンク式(車輪径不明 760mm?)、中央 構造不明1軸台車(車輪径不明 760mm?)
最高速度 100km/h
 フランス国鉄により設立された鉄道・陸送による自動車輸送会社Société transport de véhicules automobiles(所有者コードSTVA)所有の自動車(新車その他)輸送用連接3軸貨車で、全長25.5mの長大な連接車ながら荷重は最大20トンと少ない。SITFAでの形式はTA381形である。
 2車体連接の2階建構造で、上下2段に自動車を積載する。1車体は、台枠と一体をなす側面により構成され、側面は片側2枚の板状の支柱に上部水平材と台枠側面からなるラーメン構造であり、支柱間には片側5枚のシートによる保護板が設けられている。上段および下段は、それぞれ自動車走路・タイヤ用緊締装置・隣接車輌への渡り板から構成され、下段は両端車輪付近から連接部にかけ低床となっている。上段は昇降式で、その昇降装置が側面片側2枚の板状の支柱付近に設けられ、積載する自動車高さに合わせて調整可能である。また、自動車積み込み・積み下ろし時に上段車端側(端面から5~6m部分)を下段高さまで下げてスロープとし、下段高さから自動車を自走して上段に積み込むことができる。走り装置は3軸で、両端軸はそれぞれの車体に固定され、中央軸は前後にピボットを有する1軸台車構造で、このピボットに前後それぞれの車体が乗る構造である。
24 87 4274 083-5 RIV F-STVA Laeks 撮影:佐藤浩樹 2015.5.22 Porz(Rhein)(ドイツ)
国-所有者 フランス STVA     ■相互運用性 23 ■形式番号 4274 撮影済番号083(1輌)
S(100km/h)荷重19.0t(A 軸重16t~C 軸重20t) 
自重27.90t 全長26.50m 積載長 下段25.61m 上段26.2m 最大軸距 不明
走り装置:両端 2段リンク式(車輪径不明 840mm?)、中央 構造不明1軸台車(車輪径不明 760mm?)
最高速度 100km/h
 STVAのTA373形自動車輸送用連接3軸貨車で、形態はTA381形と異なるが同一構造である。
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