Laes フランス
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L 2軸特殊平貨車
a 連接車
e 自動車輸送用(2層構造)
s 積車最高速度100Km/h

■Laes
 積車最高速度が100km/hで、2層構造の自動車輸送用の連接平車である。
 形式番号(Technical characteristics )の上3桁は写真から判断すると429が割り当てられている。
 フランスのLaes形は形式番号4292が確認されている。
   2020.5.1作成
23 87 4292 187-3 RIV F-STVA Laes 撮影:掘井純一 2019.5.24 Ludwigshafen-Oggersheim(ドイツ)
23 87 4292 608-8 RIV F-STVA Laes  TA370M 撮影:福田孝行 2019.5.20 Linz Hbf(オーストリア)
国-所有者 フランス STVA      ■相互運用性 23 ■形式番号 4292 撮影済番号020…645(29輌)
S (100km/h)荷重18.9t(A 軸重16t~C 軸重20t)
自重29.90t 全長26.50m 積載長 下段25.22m 上段26.02m 最大軸距20.84m(9.17m+2.5m(中央に車輪)+9.17m)
走り装置:両端 2段リンク式(車輪径不明 840mm?)、中央 構造不明1軸台車(車輪径不明 730m?)
 フランス国鉄により設立された鉄道・陸送による自動車輸送会社Société transport de véhicules automobiles(所有者コードSTVA)所有の自動車(新車その他)輸送用連接3軸貨車で、全長26.5mの長大な連接車ながら荷重は最大18.9トンと少ない。
 2車体連接の2階建構造で、上下2段に自動車を積載する。1車体は、台枠と一体をなす側面により構成され、側面は片側2枚の板状の支柱とその間の2本の支柱に上部水平材と台枠側面からなすラーメン構造であり、支柱間には片側計3枚の金網による保護板が設けられている。上段および下段は、それぞれ自動車走路・タイヤ用緊締装置・隣接車輌への渡り板から構成され、下段は両端車輪付近から連接部にかけ低床となっている。上段は昇降式で、その昇降装置が側面片側2枚の板状の支柱付近に設けられ、積載する自動車高さに合わせて10段階と最下段に調整可能である。また、自動車積み込み・積み下ろし時に上段車端側(端面から5~6m部分)を下段高さまで下げてスロープとし、下段高さから自動車を自走して上段に積み込むことができる。走り装置は3軸で、両端軸はそれぞれの車体に固定され、中央軸は前後にピボットを有する1軸台車構造で、このピボットに前後それぞれの車体が乗る構造である。
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