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タキ4000形14007

私有貨車

 形式
索引

タキ3900形
タキ4100初代形

 番号
解説

タキ14005
タキ14032

 ページ
索引

特別編1334

特別編1336

積荷
●構造

入口


 タキ14007は昭和37年9月日車支店で14007〜14028の22両ロットとして製作された。

 東北鉱化工業KK所有では初の私有貨車で、富士重製の14033〜14054と競作された。同社は松尾鉱山の硫黄・黄鉄鉱から硫酸を製造していたが、昭和47年に閉鎖された。常備駅の東八幡

平は松尾鉱業鉄道の基点で、鉄道ファンにはクモハ20がいた鉄道と言った方が通りが良いだろう。

 落成時の所有者は東北鉱化工業KK・常備駅は東八幡平であった。閉山と鉄道の廃止で昭和48年7月に三井物産KK所有に移籍し日立駅常備となった。昭和58年12月に廃車となった。


●関連形式 タキ4000形14046 同時に競作されたロットで、昭和37年10月富士重製。


■主要諸元
製造年   昭和37年9月
製造所   日車支店
設計比重 1.84
タンク容積 19.0m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク板厚 胴板9mm・鏡板12mm
タンク直径 1,700mm
タンク長さ 8,650mm

●荷役方式
荷役方式 上入れ上出し式
●下廻り
台枠形式   平形
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254形
台車      TR41C形

タキ4000形14007の写真

【写真2335】 タキ4000形14007 昭和57年9月5日 秋田北港駅にて P:吉岡心平


【特別編1335】110902作成R4C。