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タキ4000形14046 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
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●積荷 |
■入口 |
東北鉱化工業KKと聞いて判る人は、かなり古株のタンク車ファンだろう。同社は松尾鉱山の硫黄を原料として硫酸を製し、最盛期には60両にのぼるタキ4000形を松尾鉱業鉄道の東八幡平駅に常備していたのである。 タキ14046は昭和37年10月富士重製で、同社が同年9〜10月に製作した初の自社所有タンク車のうちの一両である。 設計比重は1.84、タンク容積は19.0m3と標準的な値である。 |
タンク体は普通鋼製で、寸法は直径1,700mm・長さは8,700mmであった。 落成時の所有者は東北鉱化工業KK・常備駅は東八幡平であった。昭和44年の松尾鉱山の閉山後、昭和47年の松尾鉱業鉄道の廃止を契機として、昭和48年7月には三井物産KKに移籍し日立駅常備となった。その後は各地の硫酸輸送にで使用されたが、昭和61年4月に廃車となった。 |
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●関連形式 タキ4000形14007 同時に競作されたロットで、昭和37年9月富士重製。 |
■主要諸元 製造年 昭和37年10月 製造所 富士重 設計比重 1.84 タンク容積 19.0m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付 |
タンク材質 普通鋼 タンク板厚 胴板9mm・鏡板12mm タンク直径 1,700mm タンク長さ 8,674mm ●荷役方式 荷役方式 上入れ上出し式 |
●下廻り 台枠形式 平形 長さ 9,500mm BC間距離 6,200mm 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KD254形 台車 TR41C形 |
【写真361】 タキ4000形14046 昭和49年12月10日 越中島駅にて P:吉岡心平
この写真は吉岡写真CD−ROM第16巻に「P00929」として収録されています。