吉岡心平のマーク

タキ3000形23182

私有貨車

 形式
索引

タキ2800形
タキ3500形

 番号
[ロット表]

タキ23164
タキ23216

 ページ
索引

特別編1320
特別編1322

積荷
●構造

入口


 タキ23182は昭和36年10月飯野製で、23181〜23195の15両ロットの一員であった。

 ゼネラルの昭和36年増備で、一年前に同じ飯野で製作された23031〜23040と主要諸元は同一だが、タンク受台は折り目の無いタイプに変更された。タンク体の溶接線も低位置に変更されたが、これは衝突時に溶接部を保護するためであ

る。驚くべきは縦方向の溶接ビードがどこにも見られないことだ。造船屋の面目躍如と言ったところであろうか。

 所有者はゼネラル物産KK・常備駅は浜安善から昭和41年5月に浮島町に移った。社名は昭和42年3月にゼネラル石油KKとなった。本車も他社に移籍されず、昭和61年8月に廃車となった。


●関連形式 タキ3000形23037 ゼネラル物産KKの直前ロット、昭和35年11月飯野製。
        タキ3000形33031 ゼネラル物産KKの直前ロット、昭和38年10月東急製。


■主要諸元
製造年   昭和36年10月
製造所   飯野
設計比重 0.73
タンク容積 41.0m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク内面 亜鉛メタリコン
タンク板厚 胴板9・鏡板12mm
タンク直径 2,050mm
タンク長さ 12,600mm
●荷役方式
荷役方式 上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   平形
長さ      13,500mm
BC間距離  10,200mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254形
台車      TR41C形

タキ3000形23182の写真

【写真2321】 タキ3000形23182 昭和56年7月5日 塩浜操駅にて P:吉岡心平


【特別編1321】110715作成R4C。