吉岡心平のマーク

タキ5750形55787

私有貨車

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タキ5700形
タキ5800形

 番号
解説

タキ55750
タキ65758

 ページ
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特別編1319
特別編1321

積荷
●構造

入口


 タキ55787は昭和43年8月富士重製で、55784〜55795の12両ロットの一員であった。

 同和鉱業は汽車製のタキ5750形を愛用してきたが、同社製と他社製はタンク体の形状が大きく相違していた。このロットは富士重で製作されたが、発注者の意向により競作された汽車東京製

の55771〜55783と同一構造となったもので、類似した事例は他形式にもあるが、本形式のようにここまで構造が相違する例も珍しい。

 所有者は同和鉱業KK・常備駅は小坂であった。生涯を小坂からの濃硫酸出荷に捧げ、平成19年10月に廃車となった。


●同一所有者 タキ5750形25750 同和所有の2つ前のロット。


■主要諸元
製造年   昭和43年8月
製造所   富士重
設計比重 1.84
タンク容積 21.7m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドームレス
タンク材質 耐候性高張力鋼+普通鋼
タンク板厚 胴板8・鏡板12mm
タンク直径 1,750mm
タンク長さ  9,370mm

●荷役方式
荷役方式  上入れ上出し式
●下廻り
台枠形式   側梁省略形
長さ      10,000mm
BC間距離  6,700mm
留置ブレーキ 両側
空気ブレーキ KSD254−305形
台車      TR41C形

タキ5750形55787の写真

【写真2320】 タキ5750形55787 昭和53年2月26日 越中島駅にて P:吉岡心平


【特別編1320】110712作成R4C。