吉岡心平のマーク

タキ9800形19800

私有貨車

 形式
索引

タキ9750形
タキ9900形

 番号
解説

タキ9847
タキ19846

 ページ
索引

特別編1159
特別編1161

●積荷
構造

入口


 タキ19800は昭和38年11月に日車本店で9892〜9899,19800、そして本車からなる10両ロットとして誕生した。

 日石輸送では多くのタキ9800形を製作したが、意外なことに本ロットがその第一号である。
 外観的には日車製のため純正タマネギドームを持ち、その上部には計量口を持つ。吐出弁はドーム端部でレバーを操作するテコ式のようだ。
 またデッキ部の手摺は現在より簡素だが、現行

の姿となったのは昭和40年頃の後天的改造によるため、古い時代を再現しようとする模型ファンには注意が必要である。

 所有者は日本石油輸送KK・常備駅は沼垂であった。昭和56年にスタートしたタキ42750形改造の対象となり、9892から順に42750〜42759に改造された。このうち本車は42758となったが、改造後については特別編166で取上げているので、こちらをご覧頂きたい。


●改造後形式 タキ42750形42758 重油専用車の余剰化により、32トン灯軽油輸送用に改造後の姿。


■主要諸元
製造年   昭和38年11月
製造所   日車本店
設計比重 0.85
タンク容積 41.2m3
●上廻り
タンク形態 異径胴(F5s)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク板厚 胴板9・鏡板12mm
タンク内面 ザップコート塗装
タンク両端直径 2,050mm
タンク中央直径 2,500mm
タンク長さ 10,420mm
加熱装置 蒸気加熱管
●荷役方式
荷役方式 上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   フレームレス構造
長さ      11,200mm
BC間距離  7,920mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254形
台車      TR41C形

タキ9800形19800の写真

【写真2160】 タキ9800形19800 P:吉岡心平所蔵


【特別編1160】100412作成R4B。