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タキ9800形19846 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
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●積荷 |
■入口 |
富士重工製のタキ9800形としては既にタキ9842を紹介したが、同車はドームの小さい変形車だったので、今回は標準的なクルマを取り上げる。 タキ19846は昭和39年5月富士重製で、タキ19485〜19489の5両ロットとして誕生し、日車本店製のタキ19842〜19844と競作された。 設計比重は0.85・タンク容積は41.2m3で、本形式の標準値である。 |
魚腹形のタンク体は普通鋼製で、タンク寸法は両端直径2,050mm・中央直径2,500mm・長さは10,490mmで、内部には加熱管12本を装備していた。 所有者はシェル石油KK・常備駅は塩浜であった。写真の社紋板は昔のタイプで、後にステッカーに変更された際にデザインが変わった。昭和54年2月に九州の西戸崎駅常備となり、そのまま昭和55年7月に廃車となった。 |
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【写真365】 タキ9800形19846 昭和49年5月29日 笠寺駅にて P:吉岡心平
この写真は吉岡写真CD−ROM第7巻に「P00408」として収録されています。