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タキ42750形42758 |
私有貨車 |
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番号 |
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●積荷 |
■入口 |
今回のリクエストはタキ42750形だ。タキ9800形の改造車だが、専用種別が同じで荷重だけ減るとはまことに不可思議である。そこで今回はそのカラクリを解説しよう。 灯軽油は「石油類」でなく「ガソリン」専用車で輸送する、と聞くと意外であろう。これは高比重の重油向けに設計された石油類専用車では、得てして低比重の灯軽油を満載出来ないためである。このためタキ9800形は、もっぱら重油の輸送に充当されていた。 |
タキ9800形からの改造点は、加熱管装置とその点検蓋の撤去で、これらは全て盲蓋で塞がれてた。改造前後の番号対照は、日石輸送プロパー/他社からの移籍車別に、それぞれ番号順に割り当てたようだが、後に未改造による欠番を他車で埋めたため、複雑にして怪奇となっている。 タキ42758は日石輸送プロパーの車両を改造したもので、昭和38年11月日車本店製のタキ19800を昭和56年9月日車で改造した。改造時の常備駅は沼垂で平成8年4月に廃車となった。 一方、タキ42871はタキ9843を昭和56年9月に秩父鉄道で改造したものである。種車は昭和 38年1月富士重製で、特別編162で紹介したタキ9842と共に、小型タマネギドームを持つ変形車であった。種車時代に日本輸送に移籍している。改造時の常備駅は南港で、名古屋南港への改名を経て平成9年3月に郡山へ移動し、平成11年8月に廃車となった。 |
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●種車形式 タキ9800形19800 種車時代で35トン積の重油輸送用車。 |
【写真1166の1】 タキ42750形42758 平成2年6月22日 郡山駅にて P:吉岡心平
【写真1166の2】 タキ42750形42871 平成2年6月22日 郡山駅にて P:吉岡心平
【特別編166】020214作成、020217リンク追加、021204リンク変更、040115リンク追加+R4、050221R4A、 |