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タサ700形801 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
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●積荷 |
■入口 |
タサ700形は我国初の2軸ボギータンク車であることもあって、製造時期により様々なタイプが混在しているが、今回は石油類専用車として誕生したロットを取上げる。 タサ801は798〜807の10両ロットとして昭和15年2〜3月新潟で製作された。タサ700形でこのロットが特異なのは、最初から「石油類専用」として製作されたことと、タサ1400形に類別されなかったことだ。同形式は昭和11〜12年製の重油/軽油専用車で、殆ど同じ寸法だったのただから・・・ 設計比重が0.88と大きく、タンク容積は23.2m3であった。 |
10mmと通常より胴板が1mm薄く、タンク寸法は直径1,860mm・長さ8,730mmであった。 落成時の所有者は日本石油KK・常備駅は柏崎であった。昭和18年4月に帝国石油KKに移り、その後社名は共同企業・日本原油輸送・日本石油運送・日本石油輸送と変遷した。常備駅は昭和26年5月羽後牛島、昭和31年8月沼垂と移り、昭和49年5月に廃車となった。 |
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●関連形式 タサ1400形1401(特別編109) 昭和11年新潟製、三菱商事/三菱石油の重油専用車。 タサ1400形1404(特別編446) 昭和12年新潟製、日本鉱業/日石輸送の原油専用車。 【特別編516】040805作成R4、050413R4A、070716R4A2、080606リンク変更+R4BY。 |
【写真1516】 タサ700形801 昭和36年10月25日 松本駅にて P:豊永泰太郎
【豊永さんの貴重な写真を提供して頂きました】
台枠から突き出ている4枚の板は、人力入換の際に用いる「肩押し板」である。