|
ホキ4700形4767 |
私有貨車 |
形式 |
▲ホキ4400形 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
宇部化学のホキ4700形としては既に4751を紹介したが、今回は次作のロットを取上げる。 ホキ4700形は30トン積生石灰専用車で、昭和38年の改番まではホキ4400形と呼ばれていた。改番後の増備を含めると59両在籍し、所有者により形態は大きく異なっていたが、このうち宇部化学工業KKの所有車は2ロット6両を数えるのみであった。 ホキ4767はホキ4467として昭和36年2月富士重で製作された。4467〜69の3両ロットであった。 設計(見掛け)比重は0.95・ホッパ容積は31.6m3であった。 |
車体は全鋼製で、屋根があることを除けば国鉄セキに酷似するが車体長が大きい。ちなみに本形式の中では、宇部化学のクルマが最長であった。屋根は丸形で、写真では中央部に一列に並んだ積込口らしきものが見える。歩み板のため見難いが、ヒンジの数から6個並んでいたようだ。ホキ4751の解説ではスライド式積込口と書いたが、少なくともこの時期のこのロットは異なっていたようである。 所有者は宇部化学工業KK・常備駅は居能であった。同社所有の本形式2ロット6両は昭和51年4月にまとめて廃車となった。 |
|
【写真1517】 ホキ4700形4767 昭和39年9月11日 厚狭駅にて P:豊永泰太郎
【豊永さんの貴重な写真を提供して頂きました】