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タキ3000形13349 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
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●積荷 |
■入口 |
橋本さんのリクエストは「三井物産のガソリン専用車」である。確かに妙な取り合わせだが、実際にはアセトンやトルエンなど化成品輸送のため、ガソリン専用車を転用したためだ。車歴上はタキ13230、13231、13333、13349、13353、13433、23010の7両があり、一部は日本陸運産業経由で入籍している。 タキ13349は昭和34年汽車東京で製作された。落成時から三井物産の所有車で、一両一ロットだが、同時期に同一メーカーで、日本陸運産業が5両製作しているので、実際にはこれと一緒に |
製作されたものと推定される。 所有者は三井物産KK・常備駅は桜島であった。昭和45年11月には大竹駅、その後は前川駅にそれぞれ常備され、三井石油化学のトルエン輸送などに使用されていたが、平成6年3月に廃車となった。 |
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●関連形式 タキ3500形3530 昭和34年川崎製で、同一寸法のタキ3500形の例。 タキ6500形6501 並行製作されたアセトン専用車。外観は酷似していた。 |
【写真1149の1】 タキ3000形13349 昭和59年8月12日 村田駅にて P:吉岡心平
【写真1149の2】 タキ3000形23010 昭和60年5月1日 吉原駅にて P:吉岡心平
S35年7月東急製。日本魚網船具KK所有として落成後、15日で三井物産に異動した。